2023年12月6日 22:25
「え、全然懲りてない」仮病夫がまた?ワンオペに加え夫の世話に追われた限界妻は?<体調悪い詐欺夫>
ゴロウは、妻のミサキと息子ムサシの3人家族。ムサシが生まれてから、ミサキが冷たくなったことに悩んでいました。ある日、風邪をひくといつもは冷たいミサキが心配してくれたことがうれしくて、ゴロウは頻繁に「熱があるかも」と言い仮病を使うようになってしまいました。
我慢の限界がきたミサキは、大人が2人いるのに家事も赤ちゃんの育児も一人でするしんどさを訴えますが、ゴロウは「体調が悪いんだから仕方ないでしょ」と、自室にこもってずっとソシャゲをしています。
不満をどれだけ伝えても、夫にはまったく伝わっていないようで……。
どうしても発熱したい夫にドン引き…
ミサキとゴロウが言い合った翌月、ゴロウは再び体調不良を訴え始めました。
自分の気持ちが一切伝わっていないことに愕然とするミサキ。
無言で体温計を渡すと、ゴロウは脇に挟んでこすり始めます。
なんと摩擦で熱を起こし、体温計の数値を上げようとしていたのです。
その結果、熱があることに歓喜するゴロウ。
うれしそうにミサキにごはんをリクエストしました。
「なんであんな捏造野郎のために、乳児を抱えて買い物に……」
ミサキはげっそりしながら、買い出しから帰ります。
目的がわからないゴロウの奇行に、ミサキは参ってしまうのでした。
なんとしても熱を出したいゴロウ。乳児を抱えながら仮病夫の看病をさせられるミサキは、たまったものではありません。ミサキのつらい思いが少しでもゴロウに届くことを願うばかりです。
>>次の話
著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
「病院に行かないと」39度の高熱が出たワンオペ妻。夫に「早く帰って」と伝えたら<体調悪い詐欺夫>