「帰るまでに片付けてなかったら離婚な」会社の人を連れてきて酒盛りを始める夫→限界に達した結果…!
夫は夫婦平等という言葉を知らないようです。外で稼いでいる自分は偉く、専業主婦の私は養われて家を守る弱者だと思っています。
お酒と飲み会が大好きな夫。いつも突然会社の人を連れて帰ってきて、私におもてなしするよう言ってきます。お酒が足りない、つまみや食事を作れと急に言われるので、なかなかうまく対処できません。
楽しいお酒ならいいのですが、夫は酒癖が悪く、酔って暴れたこともあり……。次に暴れたら離婚すると伝えており、双方の署名が入った離婚届も準備しています。
大騒ぎの挙句…ついに離婚!?
昨夜もいつもどおり大騒ぎでした……。
せっかく作った料理も、夫が暴れてぶちまける始末。朝の出勤時に「帰宅までに片付けておかなかったら離婚する」と言い捨てて出ていきました。
一部始終を見ていた夫の部下は驚き、そして反省したようです。わざわざ連絡をくれて、いろいろと阻止できず申し訳なかったと言っていました。
「奥さんほんとすみません、料理粗末にして……」
彼も被害者の1人ですから、謝ることはないのです。それに、片付けはしていないので大変なことはありませんでした。
「いいの、もう離婚しているから」
「え?」
そうなんです、もう離婚届を出してしまいました。これが夫との約束だったので問題ないはずです。
夫のところには戻らない。覚悟を決めて…
家に帰った夫はガラーンとしたわが家を見て、慌てて連絡をしてきました。離婚届を出したことを告げると、プライドが許さなかったようで怒鳴り声をあげます。専業主婦の私が婚届を出すはずがないと高をくくっていたようです。
生意気な口を利いていいのか、お前がダラダラ生活できるのも俺のおかげだと威圧的に言ってくる夫。とてつもない不快感を覚えました。
夫婦の役割を放棄しておいて偉そうだといいますが、もう私は彼の妻ではありません。
反省と禁酒をするから許してほしいと懇願してきましたが、プライドの高い夫は謝り続けるのがイヤになったらしく……離婚に応じてくれました。
飲み会ができなくなり、別れた夫は…
夫の会社の同僚や部下は虐げられてきた私に同情し、夫は職場でいづらくなったようです。日に日に元気がなくなり、退職したと聞きました。
私は義両親が立て替えた慰謝料を受け取り、新天地での生活を楽しんでいます。