テレビにスマホにタブレット…上手に付き合えるかはママ次第【乳幼児編】
2004年日本小児科学会は、「乳幼児のテレビ・ビデオの長時間視聴は危険!」という緊急提言を行い、言葉の遅れや表情の乏しさに大きな影響があるという研究結果を発表しました。
お子さんは、1日どれぐらいテレビやビデオを見ていますか?
また、スマートフォンやタブレットの普及、乳幼児向けのアプリ開発が活発となっている現代。これらのメディアに対する子どもの食いつきは半端ないですよね? 実際にわが子、特に下の子のデジタルデビューは3歳でした。現在、5歳ですがひらがなやカタカナはタブレットのアプリで覚えた、といっても過言ではありません。
でも、ちょっと待って! あまり小さいうちからデジタルな世界どっぷりな習慣ってどうなの? きっと、小学生になったらDS持って公園やマンションなどで集まって黙々と遊ぶ…みんなで遊んでいる意味ない! という状況にいずれ繋がるのであろう、と容易に想像できますよね。親なら知っておきたい、子どもがデジタルメディアで遊ぶ際の注意点をお知らせします。
■テレビやビデオに子守はさせない!家事などに追われているとき、ちょっとテレビやビデオを見ていてくれるとすごく助かる! がママの本音です。しかし、テレビは、映像と音声が絶え間なく提供され、子ども自身が考えることや想像すること時間を奪いがちになってしまう…楽に情報が取れてしまうのです。
人間、楽な方に流れるのは当然。小さい時に大事なことは、目・耳・鼻・舌・皮膚などの五感をフル作動して情報や周りの状況を認識すること。1人で観せるのはできるだけ避け、ママが一緒に観ることで親子で1つのことを共有する、ということを心がけましょう。
できるだけママが話しかけ、得る情報を共有して質問したり、子どもから疑問をひきだすようにしましょう。時間的には、未就学児は、1時間くらいがベスト。「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」観ただけで終わってしまうんですけど…。