「断乳」「卒乳」を成功させるためのやり方! ベストなタイミングと方法
お子さんとのおっぱいタイムは、ママにしか育むことができない貴重な時間。一生懸命に自分のおっぱいを吸いつく姿に愛おしさを感じる一方で、「おっぱいじゃないと寝ないという状況がだんだんきつくなってきた」「夜中に何度も起きておっぱいを求めることがきつい」「おっぱいの栄養は、6カ月くらいまでと聞くけどその後いつまであげればいいのかわからない」など悩みのポイントでもあります。
「卒乳」とは、本来 赤ちゃん自身が自然におっぱいを離れること、「断乳」とはママがおっぱいをやめる日を決めて準備することをいいます。最近では「乳を断つ」という言葉のイメージから「断乳」という言葉は、母子手帳をはじめ雑誌やメディア等でも使われてなくなってきています。
しかし、実際のところ「卒乳」と言いながら「断乳」の意味で使われるケースがほとんどですので、ここでも「卒乳」という表現は「断乳」という意味を多いに含んで紹介します。
■卒乳のタイミングはいつがベスト?ママの病気やおっぱいがあまり出なかった という場合を除いて、多くのママは「1歳~1歳半」の間に卒乳を考えることが多いよう。しかし、卒乳というのは赤ちゃんの月齢で決まるものではありません。理想をいえば、赤ちゃんがママのおっぱいに十分満足して自分から卒業することですが、基本的なトライ目安は以下の通りです。
・おっぱいやミルク以外のものを口にし、栄養が取れる状況である
・哺乳瓶や乳首タイプ以外のストローやコップが使えるようになっている
・お子さんもママも体調が良い
・ママや周りのサポートする人(パパやおじいちゃん、おばあちゃん)の気持ちと時間に余裕がある