上の子と下の子が仲良くなるために親ができること

きょうだいが仲睦まじい姿は微笑ましいものですが、いつもそうとは限らないのが悩みのタネ…という方も多いはず。それに、子供が何人もいると、それぞれに不公平感を感じさせないようにするにはどう接すればよいのかというのも悩みどころだと思います。
上の子と下の子が仲良くなるために親ができること
そこで、ご自身は3姉妹の長女であり、保育士の経験も持っているmimiさんに、きょうだいの仲を良好に保つためのアイデアをお伺いしました。

■シーン別、我が子のきょうだい仲を良好に保つためのアイデア1.普段の生活の中で
日常、仲良くおだやかに過ごしている時に気をつけるのは、「比較をしないこと」です。叱る時はもちろん、ほめる時であっても「“妹なのに”しっかりしている」といった、子供同士を比較した言い方は避けましょう。

また、下の子がまだ抱っこの時期には、上の子は特に「不公平感」を感じがちです。黙っていても不満に感じていることがあるので、上の子へのスキンシップや声がけは頻繁に。「やりすぎ?」と思うくらいで、ちょうど良いでしょう。


2.きょうだいゲンカをしている時
大人になって社会に出ると、理不尽なことがさまざまあります。きょうだいゲンカは、それを練習できる「小さな社会」と考えてみてはいかがでしょう。理解力の不足している相手にどうやったら言い分が伝わるかの工夫や、交渉するためのスキルを学ぶよい機会と考え、ある程度やらせてみるのも必要です。

仲裁をする場合は子供たちの感情を整理して、どうしたらお互いが納得いく解決法にたどり着けるかのヒントを与え、その先は子供たちに任せてみましょう。

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