2014年8月28日 18:00|ウーマンエキサイト

赤ちゃんが、おっぱいを長く飲んでいると虫歯になりやすいって本当?

先日、「断乳」「卒乳」を成功させるためのやり方! ベストなタイミングと方法という記事を書きました。実際、自治体の1歳半検診等で「虫歯の原因にもなるので」と卒乳を勧められました。たしかに、夜おっぱいを何度も飲んでいるとなると乳歯に歯垢が付着するので、虫歯になる可能性がないとはいえません。とはいえ、本当のところはどうなのでしょうか?
赤ちゃんが、おっぱいを長く飲んでいると虫歯になりやすいって本当?
■子どもの虫歯の原因は?小児の予防歯科に積極的に取り組んでいる歯医者さんに聞いてみました!

「お口の中に住み着いている虫歯菌は、さまざまな糖類を栄養分にして有機酸を作ります。この酸によって歯が溶けることで、徐々に虫歯は進行していきます。たしかに母乳には乳糖が含まれていますので、虫歯になる可能性があることを完全には否定できません。

しかし、砂糖が入っている食品に比べればリスクは低いのです。当院に通っている多くのお子さんを見てみても、長く母乳を飲んでいるかどうかと虫歯の多い少ないはあまり関係がないといえるでしょう。


では、なぜそのような差が出るのでしょうか? それは、一人ひとりの虫歯のリスクが大きく異なるからです。虫歯のリスクとは、虫歯菌数、唾液量、唾液の質、飲食回数など、複数の要素がいくつも組み合わさって決まります。

また、生活習慣によっても違ってくるので、かなり複雑な条件により、虫歯のなりやすさが決まってくるといえるでしょう。」
足立区・前田歯科医院 三浦先生

おっぱいを長く飲んでいることと虫歯になりやすいことには、あまり関係のないことがわかりました。では、虫歯にならないためには何をすればよいでしょうか?

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