あせもといえば赤ちゃんの夏のお肌トラブルの代表といえる存在ですが、近頃秋から冬にかけても、乳児のあせもトラブルが増えているようです。そこで今回は、年間を通して気をつけたいあせもケアについてお伝えします。
■赤ちゃんのあせもは、なぜできる?あせもは赤ちゃん特有のトラブルと思いがちですが、実は大人でもなります。とはいえ、赤ちゃんは大人よりあせもになりやすいですよね。
その理由は、赤ちゃんは小さな身体に大人と同じ数の汗腺を持ち、さらに大人の3倍もの汗をかくからです。そのため、汗が皮膚の内側に溜まり、炎症を起こしやすくなってしまいます。
あせもが悪化すると“とびひ”になったり、病院に行って薬を塗ったりする必要も出てきますので、予防とケアをしっかりしていきましょう。
■エアコンで温度調節をしましょうあせも対策としてまずできることは、汗をたくさんかかせないことです。
特に夏場、部屋にいる時はエアコンを使い、部屋の温度(※エアコンの設定温度ではなく、室温です )を26度以下にしておきましょう。
私は7月に出産をして、自宅に戻ってから夜はエアコンを消して娘と過ごしていたところ、娘は生後2週間であせもだらけになってしまいました。そこで、エアコンを夜中つけっぱなしにして、室温を調整して寝るようにしたところ、無事あせもは出なくなりました。