つわり期の食事に! おすすめのマクロビオティック食品
■つわりを軽減するための食品陰陽一覧したがって、つわりを軽減するためには体が中庸になるよう、バランスを考えて食品を摂取していけばよいといえます。たとえば、陽のものが多過ぎたら良質な陰寄りのものを、陰のものが多過ぎたら良質な陽寄りのものを摂るようにしていきましょう。
おもな食品の陰陽一覧を表にまとめましたので、参考にしてください。
できれば主食は、中庸の食品である玄米を食べることをおすすめします。一晩浸水させてから、炊飯器ではなく鍋で炊くと、妊娠中でも比較的食べやすいようです。それでも食べづらい場合は巻き寿司にしたり、シソとゴマや梅などを混ぜて、おむすびにしたりすると食べやすくなります。
写真は私の妊娠初期に食べることができていたものの一例です。とうもろこしとシソの巻き寿司、蒸し塩かぼちゃ、茹で青菜、ひじき、れんこん、ブロッコリー、豆腐ハンバーグ。そしておやつに小さなおにぎりなどを食べていました。
■動物性食品と白砂糖を減らすだけで、体調が変わる「それでもやっぱりマクロビオティックってめんどうくさそう…」と思う人は、まず、体を極端に陽性と陰性に傾ける動物性食品と白砂糖を摂取する頻度を減らしてみてください。それだけで、体調の振り子がジェットコースターのように大きく振り切れなくなるので、体が弱っている時はこれだけでもだいぶラクになります。
旬のものを取り入れてバランスを取りながら、週に1日でも2日でも、少しの間だけでもいいので試してみてください。
今回はマクロビオティックの陰陽の基本と食材を中心にお伝えしました。次回はレシピを交えながら引き続き、つわりを軽減する食事についてお伝えしたいと思います。