アレルギーを持っている妊婦さんなら、我が子にはできるだけアレルギーの苦しみを味わわせたくはない、と思うのではないでしょうか。
そこで今回は、妊娠中から始められる、お腹の赤ちゃんのアレルギー対策についてまとめました。
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■妊娠中の食事で、赤ちゃんのアレルギーの発症は抑えられる?妊娠中の食生活に気をつけていれば、お腹の赤ちゃんのアレルギー体質は防げるのでしょうか? 残念ながら、答えはノー。
アレルギー体質は遺伝的要素が強く、両親ともにアレルギーを持っている場合は、かなりの確率で子どもにアレルギー体質が遺伝してしまいます。
とはいえ両親がアレルギー体質だからと言って、必ずアレルギーを発症するわけでもありません。「パパやママがアレルギー体質であること」と「赤ちゃんにアレルギーの症状が出ること」とは別問題なのです。
■赤ちゃんのアレルギー抗体は、妊娠後期から作られ始めるアレルギーが発症するか否かは親から遺伝する体質のほか、子ども自身が育っていく生活環境や食べ物などが強く影響するといわれています。
赤ちゃんにアレルギーの症状が出ないようにするには、まだお腹の中にいる、妊娠後期から徐々に気をつけ始めましょう。
妊娠後期には、お腹の中の赤ちゃんにアレルギー抗体が作られ始めるからです。この時期、家系にアレルギー体質が多い人は、食事などに注意が必要です。