子どもの成長の速度や経ていく過程は千差万別。成長速度は、もともと持っている気質にもよりますが、性格や周囲の環境による影響が大きいといわれています。ここでは、
0歳児編、
1歳児編に続き、2歳児の一般的な成長段階に照らし合わせて、親や周囲が促せるサポートや遊び方をご紹介します。
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■2歳~2歳5ヵ月頃の遊び<この頃の特長>
・自分でやる!という気持ちや自己主張が一層強くなる
・できないこともやりたがり、できないと癇癪(かんしゃく)を起こすことも
・大人の世界に憧れ、まねをするようになる
・大人のまねっこから生活習慣の自立が進む
・2つ以上の事柄をつなげてするようになり、言葉の面では2語文を話す
<2歳~2歳5ヵ月頃の遊び例>
2歳前半の子どもは、まねっこからさまざまなことを習得します。お手本をしっかり見せ、生活体験と結び付ける遊びをしましょう。
気持ちの面では、子どもの「自分でやる!」という気持ちをなるべく尊重し、助けを求めるまで手を差し伸べない心の余裕をママやパパが持つことがポイントです。なかなか難しいところですが、子どもが頑張っていると思って、親も頑張りましょう。
そして、親が手を差し伸べてあげる場合も、子どもが「できた!」と達成感を感じることのできる部分は、しっかり残しておいてあげましょう。
そんな時期におすすめなのは、「ごっこ遊び」。友だち同士でも、お店屋さんごっこなどを楽しみだす時期ですね。