遊びながら学べる! 親子で気軽にできる知育遊び<想像力&記憶力ゲーム編>
お医者さん、販売員、先生、消防士、ビジネスマンなど、職業は異なりますが、どの分野でも共通して必要になってくるのが「想像力」だといわれています。職業だけではありません。現代社会で一番重要になってくる人間関係、つまり、一般生活の基盤になっているのが、実は「想像力」です。
© Oksana Kuzmina - Fotolia.com
同時にその想像力は、記憶力を高めるためにも欠かせない能力だと聞いたことがあります。脳科学者の茂木健一郎さんもかつて、とあるTV番組で「記憶力と想像力は繋がっている。」というお話をされていました。豊かな想像力は記憶力とは切っても切れない関係のようです。
子どもにも幼い頃からこの2つの力を上手に伸ばしてあげたいもの。ということで、今回は、想像力&記憶力をお家で気軽に伸ばせる簡単な遊びをビジネスマネージメント分野で多くの著書があるスティーブ・ベネットと、造園家であるルース・ベネットが書いた本『子どもが育つ親子あそび365』の中から、いくつかご紹介しましょう。
■想像力、記憶力を育てる遊び(1):食卓を描く<必要なもの>
大きな紙
<遊び方>
食事の用意をしながら子供と一緒にあそびましょう。
テーブル全体に紙を広げます(端をテープで留めるといいでしょう)。家族の席の前に一人分ずつ、クレヨンでお皿、コップ、スプーンやフォークの絵を描きます。お母さんやお父さんは、台所で料理をしながら、いま何を作っているのか説明します。子どもはそれを聞いて、みんなのお皿に料理を「描いて」行きます。家族がふだん食べる量に合わせて盛り付けましょう。