食事作りや掃除、洗濯、仕事の持ち帰り作業など、1日24時間では足りないくらい、ママは忙しいですよね。しかも、バタバタと忙しい時に限って、「ママー、遊ぼうよ」と子どもが言ってくるもの。「今はちょっと無理なの」などと言おうものなら、自分の想いが叶わないからと駄々をこねたり泣いたりして、余計に時間がかかることもあるはずです。
忙しい時、時間にも心にも余裕がなくなるのは仕方ないこと。とはいえ、振り返って考えると、子どもに「悪い事をしたな」と後悔することもあるでしょう。忙しくしている時に、子どもが甘えてきたらどう対処するべきかを、いま一度考え直してみましょう。
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■まずは子どもに忙しいことを説明言葉が理解できる年齢になっているなら、まずは冷静に「今は忙しいんだよ」ということを、子どもに伝えることが大切。面倒だからと何も言わずにいると、子どもの想いはどんどんエスカレートして、ワガママに拍車をかけてしまいます。
すると親の側も感情的になって、「忙しいって言ってるでしょ!」と怒鳴ってしまいがち。これでは火に油ですし、ママも怒鳴ってしまったことを後悔するはずです。
くれぐれも冷静に話すことを忘れずに。そうすれば、たとえその場で甘えが収まらなかったとしても、そのうち子どもなりに、自分の気持ちに折り合いをつけてくれるようになるでしょう。