子どもの行動を理解する4つの視点(しからずにすむ子育てのヒント特集2)
(A)「どうして言うことを聞かないの!」と回答した人
ただ叱るだけでは、同じことの繰り返し?
子どもが言うことを聞いてくれないと、つい叱りたくなるのは親心。でも、子どもは叱られる理由がわからないことが多いもの。ママも子どもがなぜやらないのかがわからないままイヤな気分になる。こんな繰り返しをストップしよう。
実は、行動ひとつひとつに、その子なりの理由が必ずある。
それを理解するために、次ページの「4つの視点」を参考にしてみて!
(B)ふと我に返って、「なぜやらないんだろう?」と考えてみると回答した人
「やらない理由」を想像すると対応が見えてくる
「なぜやらないのかな?」「どうやったらできるのかな?」と、子どもの気持ちを想像すると、効果的な大人のかかわり方が見えてくる。
ポイントは、子どもの行動の意味を正確に理解すること。
子どもの発達も行動の理由も、その時々で違うので、ちゃんと観察して言葉をかけると効果的。次ページの「4つの視点」を参考にしてみて!
(C)時間がかかるし、イライラするので子どもの代わりに片付けてしまうと回答した人
代わりにやってしまわず、「親子一緒に」が大事。
忙しくて余裕がないと、つい「私が片づけた方が早い!」と手を出したくなる。しかし、子どもがひとりでできるようになるためには、その中間の
「親子一緒に」という、ママのやり方を見て覚えるプロセスが大切。
毎回子どもと一緒にするのが難しければ、たとえば「週末だけは一緒にする時間を確保する」などの工夫を! やむをえず「今はわたしがやっちゃおう」という時は、子どもが混乱しないように、「今は忙しいからママがやるけど、今度は一緒に片づけようね」などと、
その理由を伝えてあげて!
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