コミックエッセイ:おかっぱちゃんの子育て奮闘日記

「はじめての出産」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.1 


病院に到着後、さっそく陣痛が少しずつ強くなり始めた。
最初は楽しめるくらい、余裕のある生理痛のような痛みに「余裕~余裕~これくらいの痛みなら余裕で産めそうだ~」と安心しきっていた。

そもそも出産の痛みのMAXとはどのくらいのものなのだろう?
以前、北斗晶がプロレスの試合で膝から落ちて、膝の骨が見えた時より、出産の方が痛い。と、テレビで話していたことを思い出し「まさかね~?」と、自分を落ち着かせる。

「はじめての出産」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.1 
それから2時間が経過。
陣痛は、波のようにじわじわと襲ってくる。痛みのレベルが強くなってきた。

痛みに耐えないと赤ちゃんが通る子宮口が開いていかない。
誕生に必要な長さは10cm。
赤ちゃんの頭がギリギリ通る大きさだ。

その時のわたしの子宮口はたった1cmしか開いていなかった。この痛みは、これからどうなっていくんだろう…。赤ちゃんを無事この手で抱けるだろうか?
(Boojil)

つづく
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