子どもの「なんで?」「どうして?」攻撃に応えるベストな方法とは
2歳後半になり、いろいろおしゃべりができるようになってきたお子さんを持つお父さんとお母さんから、お子さんが「なんで」「どうして」という質問ばかりしてくるという話をよく伺います。
今回は、何かするたび出てくる「なんで?」「どうして?」のメカニズムとその対処法をご紹介したいと思います。
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みなさんは、お子さんの言葉数が増えると対等に会話をしてしまうことありませんか? 早い子では1歳頃から言葉数も増え、「こういう言い回しをするってことはもう大体わかっているんだな」と思うこともありますよね。
でも、相手はまだ生まれてから1、2年しか経っていません。生後20年、30年、40年も生きている大人と対等に会話することは不可能です。そのため、私たちに必要なことは“汲んであげること”です。
たとえば「にゃんにゃんがいるよ」と子どもの一言があったとします。
でも、これはいろいろパターンを考えることができます。
「にゃんにゃんがいるよ」
→(大きい)にゃんにゃんが(目の前に)いるよ
→(茶色い)にゃんにゃんが(向こうに)いるよ
この2つの文章にあるかっこの中を子どもは求めて大人に話をしていることがあります。
子どもが何か言ったら補足してオウム返ししてあげることが言葉の発達につながります。アウトプットすることでインプットできる脳の仕組みを活用してみてください。
だいたいここまでが1歳~2歳手前の子どもにできる大人のフォローです。
そして次からが本題。もう少しおしゃべりが上手になった2歳以降の子どもたちへの対応方法をお伝えします。