イヤイヤ期でご飯を食べない子供。どう対応したらいい?
ママにとってのイヤイヤ期の難所は「食事」と言っても過言ではないのでしょうか。
「うちの子ご飯食べなくって」「だらだら食べるので時間がかかるんです」なんて、なげくママたちの声をよく聞きます。何を言ってもこちらの話を聞いてくれない上に食事すらまともに食べてくれない。そんなときの必殺技をご紹介したいと思います。
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1.我が子の食事を観察してみよう
まず、子どもの食事の順番を観察しましょう。好きなものから食べる子をパターンA、好きなものを最後に残す子をパターンBとします。
■好きなものを最初に食べる子の場合
好きなものから食べるパターンAのお子さんには、食事の順番を変えてみましょう。好きなものを食べられれば、そこで欲求が満たされてしまいます。
嫌いなもの、苦手なものを食べるまでに時間がかかったり、スムーズな食事から一転し遊び食べに流れる子が多いです。
我慢すればするほど好きなものはおいしく感じるはず。「大嫌いなピーマンを乗り越えたさきに大好きなハンバーグがある! 乗り越えた分だけ好きなものがいっそう美味しい!」といったような体験をさせることが大切です。
■好きなものを最後に残す子の場合
好きなものを最後に残す子が食事に時間がかかる理由として、食事の量に問題があるケースが多くあります。もしかしたら、「ちょっと量が多かったかも」なんてことがよくあるんです。
そのため、いったん量を減らしてみましょう。これだけで、きれいに食べきることがあります。もし全部食べられたら「お皿ピカピカになったね! ママ、すごく嬉しい!」と食事に対する達成感を感じられるようにしてあげることが重要です。