連載記事:自立心のある子どもに育てるためのポイントと手助けの仕方

片付けを身につけさせたい時の手助けのポイント(自立心のある子どもに育てるためのポイントと手助けの仕方 Vol.3)

自立心のある子どもに育てるためのポイントと手助けの仕方

自立心のある子どもに育てるためのポイントと手助けの仕方

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早寝早起きが子供の自立心を育てるの続きです。

片付けを身につけさせたい時の手助けのポイント(自立心のある子どもに育てるためのポイントと手助けの仕方 Vol.3)

© alexandre zveiger - Fotolia.com


お片付け

自分の玩具や衣服をきちんと片付ける、というのは、性格ではなくて「そういう習慣が身についているかどうか」で、できるかどうかが決まります。

幼い頃から

・使った玩具はお片付けをする
・服は脱いだらたたむ
・靴は脱いだらきちんとそろえる

といったことについて、きちんとしつけられていれば、大きくなってから部屋をもらった時などに自然とお片付けをすることができるようになります。

自分の使ったものを片付けるというしつけは、幼児期に教えないともう間に合わないという性質のものではありません。小学校に入ってからでも大丈夫ですので、しっかり片付けをするというよい習慣をしつけるようにするとよいでしょう。

子どもの部屋だからといって、物を収納する空間がまったくない家はないと思います。学習机、本棚、もしかしたら子ども用の服を入れるタンスなども置いてあるかもしれません。このように、子どもに物を片付けさせるにはまず物をしまう場所を用意することが必要です。


とはいえ、あまりに細かく、あるいはあまりにたくさんの収納スペースがあっても混乱するだけです。収納とそのルールはシンプル・イズ・ベストと心得ましょう。

子どもがまだ小学校に上がっていないような幼い場合には、難しいルールを作ってもまだ無理なもの。まずは一つ大きな箱を準備し、使った物は何でもそこにしまう、というルールを作ってみましょう。ごく簡単なルールですが、それでもこの年齢の子どもにいきなり片付けをやらせようとしてもうまくいきません。まずは親が一緒になってお片付けをし、どんなふうにすればいいのかをやってみせる必要があります。

始めたばかりの頃は、子どもよりも親のほうがメインで片付けをすることになるでしょう。子どもができるのはちょっとしたお手伝い、といったところかもしれません。
しかし、使った物は片付けなくちゃいけないんだ、という意識づけが大事なわけですから、最初はそれで十分です。しばらく続けているうちに、だんだんと片付けを上手にできるようになってきます。

そうすればしめたもので、小学校に上がるぐらいになるころには自分1人でほとんど片付けられるほどになるはずです。


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