社会人になってからも、集中力があるのとないのとでは仕事のはかどり方、そして仕事の出来栄えにも大きな差が出てきますよね。世界で活躍するビジネスパーソンの多くは「集中力が大切なキーポイントの1つ」と話しています。
大人になってから集中力を一気に養うことは、なかなか難しいですが、好奇心が旺盛な幼児期であれば、集中力をゆっくりと、無理なく高めることができます。
今回は、日々の生活の中で子どもの集中力を伸ばすヒントをご紹介します。
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子供の集中力を伸ばすために習慣づけたいこと(1)深呼吸をさせる
リラックス効果もある深呼吸。知人のカウンセラーは、セッション前には必ずクライアントに、目をつぶって鼻から息を吸い、口から長く息を吐く深呼吸を何度かさせます。深い呼吸は緊張している人の心と体をほぐす作用があるのです。
よく「子どもの落ち着きがない」ということがママたちの会話で話題になりますが、深呼吸はそういった心のざわめきを沈める効果をもたらすテクニックの1つです。
子どものテンションが高くなったかなと思ったら、まずは深い呼吸を3~4回させてみせてください。そうすることによって、心の落ち着きを取り戻し、次第に集中力もアップしていくことでしょう。
子供の集中力を伸ばすために習慣づけたいこと(2)興味がある遊びを飽きるまで続けさせる
集中力を養う教育として知られているモンテッソーリーの幼児クラスでは、1日のカリキュラムがあり、それによって子どもが使用する教具が変わりますが、子どもが同じ教具を使っていたいようであれば、その子が飽きるまでその教具を使わせます。
それと同じようにご家庭でも、子どもが同じ遊びを繰り返ししたいのであれば、それを中断させずに温かく見守っていてあげましょう。