コミックエッセイ:栗生ゑゐこの赤ちゃんカルタ
「9ヵ月の赤ちゃんは一心不乱」 栗生ゑゐこの赤ちゃんカルタVol.6
こんにちは、風邪をこじらせて副鼻腔炎を患い中のイラストレーター栗生です。
副鼻腔炎っていうと「航空飛行隊」みたいな語感でかっこいい雰囲気がありますけど、いわゆる蓄膿症のことなんですってね。
服薬中ですがなかなか良くなる気配がなく、QOLが下がる一方です。夜中に咳き込むと家族が起きてしまうので、仕方なく仕事をするという、いいんだかどうだかわからない状況です。早くまともな生活がしたい…。
さて、私のどうでもいい体調報告はさておきまして、10月に満9カ月を迎え、つかまり立ちと高這いによる後追いが激しくなってきた我が家の赤子氏。
日を追うごとに動きが軽やかになり、ハイハイ中に勢いで軽く宙に浮いているときすらあります。
母子手帳を見るとハイハイは7~9ヵ月、つかまり立ちが8~10ヵ月のうちにほとんどの赤ちゃんができるようになるそう。確かに一心不乱になって家中を動き回っています。
ほぼこの通りに来ていますが、上の子がこれにまったく当てはまらない子だったため、動き回る乳児というものが非常に新鮮で、「そんなところでも立てるんだ! 赤ちゃんなのに!」「移動めっちゃ速い! 赤ちゃんなのに!」などといちいち騒いでいます。
たっちやハイハイなどの動作のほかに、ねんねのころと比べて変わってきたなーと思うのが、親(私)への反応。いや、反応というか仕打ちというかですね。
呼ぶとうれしそうに来る、授乳時の甘えっぷりなどは、そりゃあもうキュン死ものなわけですが、同時に痛いことも増えました。
とにかく至る所をわし掴みにされ、噛まれるわしゃぶられるわ…。
特に指を標的にされることが多いのですが、それがどうもこちらが痛がる様子を見て面白がっているようなのです。
「あいたたたー」と叫ぶとニヤニヤしながらさらに噛んでくる乳児。2本のプリティな乳歯が刺さる刺さる…。
ちなみに夫はそんなに噛まれていないよう。
「この差はなんなのか、ひょっとして愛なのか、それならむしろウェルカムだ!」
と今日も噛まれる母でありました。
今日のかるた
「噛めばしみ出す親の味」
国際バカロレア初等教育プログラム導入幼稚園。3つの特徴と3つの教育効果。