2015年10月31日 05:15|ウーマンエキサイト

どならない子育ての練習(3)「出かける前なのに遊び続ける子」への処方せん(どならない子育て特集5)(どならない子育て特集 Vol.5)


「優先順位が一番高い」と親が思うことだけを叱る

今回の場合、三郎くんは3つの問題行動を起こしている。

1.約束を守らず、片付けをしなかった
2.イヤだと大声で叫んだ
3.つみ木を投げた


子どもが一度に複数の問題行動をした、もしくは子どもを注意したら反抗して新たに悪さをした、というのはよくあること。

「この時どう対応するかというと、1つに絞って話すのです。親としては、どれもつぶしておきたいところですが、ぐっとこらえて、優先順位の一番高いことだけについて叱るのです。」(伊藤さん)

3つとも一気に指摘しようとすると、お説教が長くなる。そうなると、親が一生懸命叱った努力は報われず、子どもには話が多すぎて内容がぼやけてしまう。それよりも、ここは気持ちを切り替えて、1つに絞るほうが効果的。なぜなら、その方が伝わりやすいから。

「あと、ここでも共感的な表現が欲しいところです。
これがあるだけで、話が通りやすくなります。」(伊藤さん)

答えとしては、

「片付けるのがイヤなのはわかったけど、大声で叫ぶのはよくないよ。ママと同じ声の大きさで、もう一度『イヤだ』っていってみて」または

「積木を投げるのはよくないよ。拾って」などだ。


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