連載記事:どならない子育て特集
どならない子育ての練習(3)「出かける前なのに遊び続ける子」への処方せん(どならない子育て特集5)(どならない子育て特集 Vol.5)
心と時間に余裕がある時にトライしてみる
「もちろん、いつもこんな対応ができる親なんていません。さきほどのやり取りは、
心と時間に余裕のある時だけ、トライしてみてください。もしかしたら、それでうまくいって、成功体験ができたらラッキーくらいの気持ちで。イライラしている時、気持ちに余裕がない時は、このような対応ができなくて当然です。できなくても気にしないでください。」(伊藤さん)
ホッ。それなら、良かった。「心と時間に余裕がある時だけで良いのなら、トライできるかも」と、なぜか安堵する。
子どもの口答えにつられて、話の焦点がぼけないように気をつける
「それと、子どもが口答えをすると黙っていられず、会話上でも1つ残らずつぶそうとする親御さんの姿をよく見かけます(会話が好きな方に多いような気がします)。子どもの口ごたえにつられて、話の焦点がぼやけないように気をつけましょう」
それも、私やっていますけど!? 子どもとの接し方の根本を、見直したくなってきた。
次回はいよいよ「どならない子育て」の最終回。伊藤さんへの取材で印象に残った発言をまとめました。
(楢戸ひかる)
「どならない子育てについて、もっと、知りたい!」と思った人は
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どならない子育て
(著者:伊藤徳馬/ディスカヴァー・トゥエンティワン) 定価:1,300円(税別)
どならない子育て・書影