コミックエッセイ:おかっぱちゃんの子育て奮闘日記
「搾乳は夫婦の共同作業!?」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.10
そしてここからが大変! 夫がわたしの後ろに入り、搾乳機を持って何度もプッシュ。わたしは搾乳機と乳の間に溝が出来ないよう支えに入る。
こんな姿、死んでも親にも子にも見せられない! その滑稽な自分の姿に笑いがこみ上げて来た。
くくくくっ…!
あぁ、なんだこのコントのようなやりとりは!!
スヤスヤ眠る我が子の前で、わたしたちは力いっぱい乳搾りをした。
その姿はまさに牛と牧場の主。約30分搾り続け、ようやく集まった乳はそれでも100ml。搾乳とはもっと楽なものかと思っていた。こんなにも体力がいるなんて。
「ぜえぜえ…」わたしも夫も疲れきってしまった。
世のお母さんたちは搾乳して、それを冷凍保存しているとは! わたしは搾乳するたびに、夫と牛と牧場の主の関係を結ばなくてはならない。
処方された薬を飲んだ。あぁ、これでしばらくおっぱいはあげられないなぁ。なんだか悲しい気分になり、不安な思いを巡らせていると、息子が泣き始めた。
目を覚ましたところに、絞り立てのおっぱいを与えてみる。
哺乳瓶に吸い付く、わが息子。
その姿を見て「あぁ頑張って搾ったかいがあった」と胸をなで下ろす自分がいた。
わたしの体調はいつよくなるんだろう? 今夜は眠れるだろうか? まだまだ続く不安、そして迫り来る産後うつの気配。
(Boojil)
おかっぱちゃんの子育て奮闘日記。
いよいよ次回、おかっぱちゃんがノックダウン!?
何があったのか? 乞うご期待!
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