さあ困った、双子がいるのにパパが出張! 初めてのベビーシッター依頼体験
シッター業務の詳細(1) ~実際に来てもらって
シッター会社に依頼したところ、いらしたのは「ザ・母性」といった雰囲気の優しそうな女性。すでにギャン泣きしていた下の娘をシッターさんはすぐに手洗いをし、抱っこしてくれました。それはまるで神の手! あっという間に娘は眠りにつきました。
ミルクも、特にこちらから説明はせずともスムーズな哺乳。
娘たちが寝ていて、特に何もすることがない時間は、日報を記入されたり私からの育児相談に乗ってくださったりとフランクな感じで、あっという間に時間は過ぎていきました。
お帰りの際は、記入をした日報を手渡ししてくださり、あざやかに終了。
私も精神的な不安が取り除かれ、その後の時間も安心して過ごすことができました。
料金が高いので頻繁に依頼はできないかもしれませんが、プロの手技を見ることができ、お金で安心を買うことができたという感想です。
シッター業務の詳細(2) ~シルバー人材センターに依頼した友人の場合
友人の場合は、兼ねてより家事援助をお願いしていたシルバーさんに、在宅時のシッターを依頼したそうです。
なんと、この友人のお宅は三つ子ちゃん! すでに1歳を超えているので、離乳食を与えてもらったり、お散歩を一緒にしてもらったりしているそうですが、育児経験のあるベテランさんなので何も言わなくても動いてくれるし、逆に「この年になってこんな小さな子たちのお世話ができるなんて」と喜ばれるそうです。
ただ、シルバーさんが育児をしていた頃に比べ、便利なグッズが増えたので、おしりふきウォーマーや抱っこひもなど、グッズによっては使い方の説明が必要だったとのこと。
地方でのベビーシッターの現状
今回、初めてベビーシッターを依頼して感じたことですが、シッターをしたいという方はたくさんいます。しかし、それは関東や関西の大都市でのお話です。
私が住んでいる、そこそこ大きい地方都市でさえも、マッチングサイトに掲載されている人は10名にも満たないほどでした。地方では、ベビーシッターの需要はあるのに供給はないというのが現状のようです。
現在シッターをしている人の多くは「自分が育児をしている時に困ったので、何かお役に立てれば」という志を持った方です。私も子育てが一段落したらどなたかのお役に立てればと思っています、そうした人たち思いが循環しながら、より良い子育て環境が作られていけば良いなと願うばかりです。
(田中かなた)