コミックエッセイ:おかっぱちゃんの子育て奮闘日記
「いざゆかん!1カ月検診」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.14
受け付けを済ませ、息子の服を脱がせ、オムツ一枚に。おくるみで巻いたまま抱きかかえ、名前が呼ばれるまで待機。
「歓く~ん」
初めて息子の名前が呼ばれた。
中に入るなり、毎日の授乳回数を伝えてから、体重、身長を計り、聴覚、視覚の検査、そして、おちんちんの状態を先生がチェックする。
見るところ、異常もないように見えるわが息子。はて、結果はどうだろう…。ソワソワしながら先生の言葉を待つ。
「乳児湿疹もないし、肌もきれい。異常なし! 体重も順調に増えているし、とても健康です」
この言葉を待っていた! あぁ、よかったぁ。
息子の体重は4300gほどになり、産まれた時の体重から1.5kg増えたことになる。
たった1カ月の間に、わたしは250回以上おっぱいをあげてきた。
その積み重ねが、この子を大きくしていたんだなぁ。と思うと、感慨深い。産後体調を崩していたわたしは、この結果に本当に救われた。
1カ月検診は、お母さんのオリンピックだ。
子供の成長は、毎日のおっぱいをへてようやく結果が出る。
子供の体重増加は、お母さんの頑張った証。
お母さんはみんなメダリスト。
今日は自分にメダルをあげたい。
帰りも息子はぐっすりと眠っていて、何事もなく無事家に帰ってくることが出来た。
「よしよし、大きくなったねえ。よかったねえ」
これから先、この子が大人になるまでずーっと側で成長を見守ってやりたいと思う。
つづく
次回は「カビと戦う洗濯ママ」をお送りします。
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