コミックエッセイ:おかっぱちゃんの子育て奮闘日記
「やってきた!4カ月検診」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.22
日本は少子化だと思っていたんだけどな…。男の子も女の子もたくさん、いろんなサイズの子がいる。
輪ゴムを腕にはめたような、ムッチムチの赤ちゃんもいれば、ひょろ~とほっそりした赤ちゃんまで、みんな生後4ヶ月といっても、成長の早さはさまざま。
髪型もふさふさと大人顔負けの立派なヘアスタイルの赤ちゃんもいれば、うちの息子のようにはげ散らかしたような薄毛の赤ちゃんもいる。
どちらにしても、どの赤ちゃんもみんな、とても、とてもかわいい。
こどもが産まれる前のわたしは、赤ちゃんと言う生き物を、こんなにかわいいと思ったりしなかったのに、母となった今、他人の赤ちゃんまで愛せるのだから女性の身体、感覚の変化とは神秘的だなあと思う。
息子は大きすぎず、小さすぎず程よい感じで成長しているようでほっとした。誰かと比べるわけではないが、どれが正解なのか子育てをしているとよくわからなくなる時がある。
おっぱいだって出ているのだろうけど、どれくらい飲んでいるかなんて
目ではちっとも量れないのだから、母は何かにつけ心配になったりする。
検診では身長、体重、胸の音と、聴覚、視覚、おちんちんの状態を調べてもらった。
「特に異常ありません。」
息子の体重は7.4キロ! 産まれた時は2905gだったのだから、4カ月で倍以上に成長したなんて! 母乳だけ飲んで、こんなにも大きくなるとは人間はすごい。
検診のあとは離乳食についてレクチャーがあった。生後5ヶ月、6ヶ月頃から離乳食を始めても良いとのこと。
離乳食は始めたらノンストップですよ~。1日1回から、2回、3回と数カ月にわたり、食事の回数を増やしていきます。
10倍粥からスタートし、少しずつ食べ物に慣れさせ、おっぱいを飲む回数を減らしていき、栄養バランスを考ながら、献立を替え、1カ月ごとにちょっとずつ量を増やしていきましょう。
栄養士さんのお話を聞きながら、わたしは内心オロオロしていた。
時に授乳しながら仕事をするなど、産後一度も仕事をストップせずにやってきたので、今この状況で、これ以上忙しくなるのは危険…。
育児もしっかりしてあげたいので、余裕をもってスタートさせたい。わたしは離乳食をどのタイミングで始めるのが良いのか決めかねていた。
「どうしたものか~…」。
帰り道、ベビーカーを押しながらわたしはとても良いアイディアを思いついた…。
「そうだ、夫が主夫になればいいんだ!!!」
つづく
次回は「脱サラ夫、主夫になる」をお送りします。
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