妊娠超初期各兆候が現れる時期とは
実際には妊娠0~2週目まではまだ受精卵が出現していないため、妊娠超初期症状が現れるのは、卵子が着床するとhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分泌がはじまる3週目から4週目あたりとなります。
妊娠すると、女性の体の中では、受精卵を育てていくためにホルモンの分泌が急激に増加します。その体内のホルモンバランスが変化することにより、妊娠超初期でもいつもと違った体調の変化を感じることがあると言われています。
超初期各兆候について
妊娠超初期の兆候には個人差がありますが、体調の変化として自覚できる人の場合、次のような症状がみられます。
・微熱、熱っぽさ(基礎体温が高いままである)
・体のだるさ
・ぼーっとするなどのだるさ
・倦怠感
・強い眠気
・乳房の張りや痛み
・出血(着床出血)
・下腹部のチクチクした痛み
・腰痛
・頭痛
・ニオイに敏感になる
・吐き気
・便秘
・下痢
・イライラしたり、涙もろくなったりなど情緒不安定になる
・トイレが近くなる(頻尿)
・喉の渇き
これらは、いずれも女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)が、妊娠を継続するために急激に増加しているために起こると考えられています。
また妊娠判定については、妊娠検査薬や早期妊娠検査薬が使える生理予定日~1週間後以降であり、妊娠週数でいうと5週目以降が正確であると覚えておきましょう。(※1)