コミックエッセイ:おかっぱちゃんの子育て奮闘日記
「ハーフバースデーの子連れ旅 IN ディープな関西 大阪編」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.25
大阪に着くなり、ホテル阪急エキスポパークへチェックイン。
子連れには広々としていて治安も良いし、ゆっくり過ごせる良いホテルだ。
荷物を置いて、外へ。さっそく、高校からの親友と合流。せっかく大阪に来たのだからと、親友が新世界にある串揚げの美味しい店に連れて行ってくれた。
新世界か~!レトロな町並みを歩くだけで、良い気分転換になる。
旅行とはなんて素晴らしいのだろう! 意外と子連れでもなんなく楽しめる場所だった。
久しぶりの再会に心は踊り、お互い母になってからゆっくり話すのは初めてだったので話に花が咲く。
親友には3歳の娘がいる。東京から大阪へ、旦那が家業を継ぐために家族みんなで引っ越した。慣れない土地での子育ては容易ではない様子。旦那は仕事で忙しい。
わたしは育児と仕事を両立しなくてはならない悩みを抱えているけれど、専業主婦の彼女は彼女で、いつもこどもと二人っきりで気分転換をする時間もなく、行き詰まる事もあるという。
育児が始まると、何もかもノンストップだから慌ただしい。わたしだって、たまには仕事をほっぽりだして、育児だけに徹したい。休みたいなぁ、そんな思いを巡らせた事だってある。
その一方で、仕事をしたいママもいるだろう。わたしも、ついつい違う立場にいる人を羨ましく思う事がある。
「あの人はいいなぁ」。
でも、そんな気持ちはどこかへ閉まっておいたほうがいいんだ。
誰かと比べても、結局わたしのこどもは一人しかいない。愛すべき、かけがえのないわが子。同じこどもは世界にどこにもいないのだから。愛情さえ持つ事ができるなら、どんなことだってきっと乗り越えられる。みんな立派なお母さんになれるはずだ。自分もそう信じたい。
お互いのこどもを抱いて串カツを食べながら、わたしたちは「母業、お互い頑張ろうねぇ」と励まし合うのだった。
つづく
次回は、vol.25「ハーフバースデーの子連れ旅 IN ディープな関西 京都編」をお届けします。
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