連載記事:小学校受験って本当のところ、どうなの?
Vol.6 小学校受験をするならチェックしたい6つのこと
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幼児教育研究所柊会(ひいらぎかい)代表の浅木真里さんは言う。「志望校が決まったら、願書作成・面接の準備と並行してお子様の対策を始めましょう。でも、具体的な対策を始める前に、下記をチェックしてみてください」
■幼児としての基礎力があるか?
チェックする項目は、いわば幼児としての基礎力だ。この基礎力なくして、ペーパーテストや絵画の対策をしても、なかなか合格できない。習慣として定着させるのに時間を要することばかりなので、小学校受験を思い立ったら、まずはチェックしてみて、「わが子の現状」を把握したい。
■チェック1 幼児のような言葉づかいはしていないか?
「ご家庭で、子どもを赤ちゃん扱いせず『きちんと教育する意思があるか?』という部分がチェックされています」(浅木先生)
<チェック項目>
□幼児語(ワンワン、にゃんにゃんなど)を使わない
□自分のことを名前で表現せず「私、僕」と言える。(例:私は音楽が好きですと言える)
□語尾を「です」「ます」と最後まで正しく聴き手に聞こえるように話せる
■チェック2 人の話を聞くことができるか?
「お話しが聞けるというのは、学習の基本になることです。ですから、とても重要視される項目です」(浅木先生)
<チェック項目>
□人の話を最後まで聞くことができる
□幼稚園・保育園で先生のお話をきちんときくことができる