連載記事:小学校受験って本当のところ、どうなの?
Vol.6 小学校受験をするならチェックしたい6つのこと
■チェック5 集団生活になじむことができるか?
「集団の中で遊ぶことができるというのは、学校生活を送る上でとても大切な要素です」(浅木先生)
<チェック項目>
□集団の中で遊ぶことができる
□お友だちと遊んでいるときの言葉遣いが乱暴でない
□ケンカを親に報告できる
□お友達とおもちゃをめぐってケンカしたときなど、話し合いで解決することができる
■チェック6 場をわきまえることができるか?
「小学校受験では、お行儀はとても重要視されます。公共の場できちんとしたふるまいができることは大切です」(浅木先生)
<チェック項目>
□「待ちなさい」と言われたら待つことができる
□公共の場を認識し、場をわきまえることができる
□公共交通機関を日常的に使用している
結果のほどは、いかがだっただろうか?
ちなみに私の下の息子は小学校6年生だが、「チェック4 基本的な生活動作」がまだ危うい(涙)。このチェックは、子どもの基礎力を確認するためにも本当に有効だと思った。
次回は、「国立大付属小学校を受験するなら知っておきたいこと」です。
今回取材を受けてくださった浅木真里さんの著書
『
名門小学校受験 合格する「家族力」(浅木真理・著/エール出版社)』
(本体1,500円+税)
●浅木真里
1981年、東京都生まれ。関西学院大学総合政策学部卒業。灘、ラ・サールなどの難関中学、医学部受験指導を行う学習塾の設立に携わる。名古屋在住時より、慶応幼稚舎、早実、雙葉、暁星小学校などの難関校への圧倒的な指導力の高さから指導依頼が絶えず、東京で小学受験指導を行う。その後、幼少期の母子関係の重要性を痛感し、幼児教育研究所柊会を文京区に設立。
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