創造力と創意工夫が育まれる 「秘密基地」づくりのはじめかた
「秘密基地」という言葉を聞くだけで、とてもワクワクしませんか。小さいころにつくって遊んだ方もいることでしょう。
秘密基地づくりは男の子だけではありません。女の子の場合は秘密基地というより秘密の場所という方がしっくりくるかもしれませんね。
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いまも昔も子どもたちにはとても大切な遊びのひとつ。子どもの発達にもおすすめの秘密基地遊びについてご紹介します。
■秘密基地をどのように作って、どんな風に遊ぶの?
大人が介入してこない子どもだけ(自分だけ)の場所。自分の想像力を働かせて創造していく世界。
それこそが秘密基地の魅力です。
ひと昔前とはちがい、現在は外で気軽に秘密基地をつくれる環境にありません。子どもが外につくりたいと言ったら、自宅の庭やベランダのちょっとしたスペースに簡易テントを置いてみるといいですよ。
あとは子どもにおまかせ。好きなものを運びだして完成させます。ベランダの場合は、必ずテントのなかだけで遊ばせるようにしてください。
秘密基地は室内でもつくれます。できるだけ変な場所というのがポイント。
たとえば、廊下の突きあたりや、和室の隅など、なるべく家族が使わない場所を確保してあげましょう。
そのわずかなスペースに段ボール箱で囲いをつくったり、椅子を並べてシーツで覆ったり、簡易テントを張ったりすれば、秘密基地のできあがりです。
遊び方は子どもの自由。子どもはきっと好きなものを何でも持ちこむと思います。もしかすると、秘密基地でおやつを食べたいと言うかもしれません。それも楽しみのひとつとして、できるかぎり希望をかなえてあげてくださいね。