創造力と創意工夫が育まれる 「秘密基地」づくりのはじめかた
■秘密基地遊びのメリットとは
秘密基地遊びをするには、想像力と創造力を働かせなければなりません。どんなスペースにするか、何をするための基地なのか考えることで想像力を育みます。そして、理想の秘密基地にするためには創造力が必要です。
イメージした秘密基地を実現化するためには何が必要かを考え、自分で用意します。それが見当たらない場合は自分でつくるしかありません。
また、友だちと一緒に遊ぶ場合は、役割分担も必要になってきます。協調性も問われるでしょう。秘密基地づくりは、子どもにとてもよい影響を与える遊びのひとつといえます。
■親は安全を見守り、サポートに徹する
子どもが秘密基地や秘密の場所をつくりたいと言った場合、親はサポートに徹しましょう。まず、どこにどれくらいの広さでつくりたいのかを聞いて、必要なものは一緒にそろえてあげると危険がないかどうかチェックできます。
ベランダには台になるようなものを置かない、つくらせないこと。また、子どもを自由に遊ばせるときは、最初に安全面をしっかり確認することが何よりも大切です。
子どもの成長に合わせて安全に遊ぶルールを親子で決めてください。その後は、そっと見守るようにしましょう。
子どもが秘密基地に食べものや飲みものを持ちこむこともあるでしょう。室内やテントを汚してほしくないなら、こぼさないように注意するよりも、ちらからない、こぼれないようなものを渡すといいですよ。
スナック菓子よりも、小さなおにぎりやミニパン、コップの代わりに水筒やフタつきのカップにするなど、のびのび遊べるようママも工夫してくださいね。
秘密基地は、年齢問わずとても楽しい遊びです。子どもによってスケールやつくり方もちがうはず。とまどっているようなら、最初は親が声をかけて手伝うのもいいでしょう。お子さんにとって、楽しい思い出になるといいですね。