ひとりっ子に決めた方の理由って何? ママが抱える問題あるある
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「ひとりっ子はかわいそう」「子どもはふたり以上ほしい」という価値観がいまなお根強く残る中、あえてふたりめをつくらず「ひとりっ子」を選択するママ・パパが近年では増えているようです。ひとりっ子を選んだママの声から、その理由、背景を探ってみました。
■もっとも多いのはお金の問題
ひとりっ子を選択した理由として、一番多く耳にするのが、経済的な理由です。日本では、子どもを大学まで進学させる場合、進路によっては、ひとりあたり1000万円以上かかるともいわれています。
しかし、現代は変化が激しく、先行きが不透明な時代。夫と自営業を営むAさんは、「今は不自由なく生活できているけど、この先はどうなるかわからない」と、将来のリスクを考えて、子どもの数をひとりと決めたのだとか。
子どもが多くなると、教育資金が十分に貯められない可能性も考えられるため、そのときになって進学をあきらめさせたり、奨学金の返還で苦労させたりしたくないという思いもあるといいます。
いっぽうで、会社員の夫を持つ専業主婦のBさんは、将来に対して大きな不安はないものの、できれば子どもを私立の小学校、中学校に入れたいという気持ちが強いため、受験や進学にかかる費用を考えると、「ふたりは難しいかも」と感じているそうです。
ひとくちに経済的な理由といっても、「ひとりで精いっぱい」と考えるママと、「ひとりに集中的にお金をかけたい」というママとにわかれるようです。