子は親を見て育つ! 身につけたい「きれいな食べ方」のコツ
「嫌いな異性のタイプは?」という質問に対して、とても多くの人が挙げる回答は「食べ方が汚い人」。食事マナーは人の印象を大きく左右しますので、子どもに「きれいな食べ方を身につけてほしい」と願うママは多いことでしょう。
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それでは、ママ自身の食べ方はどうですか? 「汚い」とまではいかなくても、「きれいな食べ方」ができているかどうかと聞かれると、自信がない人も多いかもしれません。そこで今回は、注意したいマナーを紹介します。
■「一回一動作」を徹底!
茶道や華道、剣道など、「道」のつくものを経験した人の所作は非常にきれいなですよね。その理由の一つとして、「一回一動作」、つまり一つ一つの動作を丁寧に行う習慣が身についていることが挙げられるように思います。
食事のときも、この一回一動作を意識することで、所作がグッと洗練された印象に。
食べものを口に入れて、噛みながら次のおかずに箸をつける…という食べ方をしがちですが、できれば口に食べ物を入れたら、いったん箸を置いて噛むことに集中する。
そして飲み込んだら箸を取って、また次の一口へ…という食べ方を実践してみましょう。
最初は「時間がかかって大変!」と思うかもしれませんが、慣れると案外苦になりません。一口ずつ丁寧に食べることはよく噛むことにもつながり、満腹感もしっかり得られるので食べすぎ防止にも役立ちます。
子どもにいきなり「一回一動作」を徹底させるのは難しいと思いますが、ママが日ごろから実践していれば、大きくなるにつれて真似をしてくれるかもしれません。
■箸置きのススメ
「一回一動作」を実践するためには、途中で「いったん箸を置く」という動作が必要です。このとき、箸は箸置きに置くのが正しいマナー。できれば、普段の食事でも使うようにしましょう。
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また、子どもにも専用の箸置きを用意してあげることで、「箸を取る・食べ物を口に入れる・箸を置く・噛む」という一連の動作を楽しんでくれるようになることも。
子どもがじっと座って食事することを嫌がる場合に、試してみてはいかがでしょうか。