コミックエッセイ:下請けパパ日記~家庭に仕事に大興奮~
【新連載】下請けの心得【下請けパパ日記~家庭に仕事に大興奮~ Vol.1】
はじめましてイラストレーターの田渕正敏です。妻と3 歳の息子と暮らしています。
子どもが生まれてからは不思議なこと面白いことの連続で自然と日記をつけるようになりました。
僕は自宅兼アトリエで仕事をしており、昼は仕事で絵を描いて夜は息子と遊びで絵を描くような生活をしています。
2~3 歳になるとこだわりのようなものが芽生えたようで、粘土遊びをしていてもそれが炸裂します。
一緒に作り始めてもいつの間にか息子は発注者、僕は受注者になります。
だんだん息子より真剣になってしまったりする僕ですが、息子は手を動かすよりも「(キャラの)体もつくる(つくれ)」だの「ほっぺ(のパーツ)が無い」だのと、指示出しの方が多いディレクタータイプ。
完成して「良い感じ?」と見せると、「合格」。やかましわ! そして数秒後には踏み潰してスクラップ。 王様です。妻がその様子を見て一言。
「マジでやかましいわ!」と心中で叫び、しかし求められる仕事を正確に仕上げるのが下請けの心得なりと気持ちを落ち着かせる。それが次の仕事に繋がるのだ。
そして粘土再開。完成品を息子に手渡す…。
家族に仕事に「下請け」感が漂う僕の日常ですが、くらしの中で起きる小さくて、大きな事件や気づきに内心で大興奮する日々を、パパの目線からお送りしたいと思います。
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