コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
不妊の原因は私にあった【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第6話】
多嚢胞性卵巣症候群と診断された場合でも、程度には個人差があり、全ての特徴を持っている人もいれば、超音波での所見だけが異常(ネックレスサイン:複数の卵胞が繋がっているように見える)の人もいて、重症度はさまざまのようです。
中にはスムーズに排卵できる人もおり、自覚症状がないため気付かず自然妊娠していたり、診察して初めて知るという人もいるようですが、どの人も排卵しにくいことは確かだそう。
エコーで確認すると、確かに私の卵巣にもいくつかの卵胞がありました。
後の診察でも確認していくのですが、私の場合は、毎回ではないけれど排卵はできているようでした。クリニックのドクター曰く、多嚢胞性卵巣自体は体質だそうです。
説明を受けながら、あぁやっぱりね…と思っていました。原因があるから妊娠もしていないわけで。
しかしながら、不妊症は原因が一つではなく、複数のこともあり、また最後まで原因が分からないということも多くあります。
そして、男性側に原因があることもあります。ですので、女性の検査と共に、男性も検査を受けることは必要不可欠です。
私の通っていたクリニックでは必ず行う検査として『精液検査』がありました。オットもその検査を受けることになりました。
(※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。)
「地獄絵図~令和親子で宿題の巻~」宿題に悪戦苦闘した息子小1の思い出【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.74】