年に1度。梅雨が大好きな「生き物たち」と出会える絵本【親子で楽しむ絵本の時間】 第9回

2017年6月16日 11:00
 

すだ あゆみ ライター
すだ あゆみ

© hakase420 - Fotolia.com


1年のなかで、雨の多い季節。それが「梅雨」ですよね。じめじめしてるし、洗濯物は乾かないし… とぼやくママのよこで、窓をぬらす雨のしずくや、しとしと、ザーザー、ぽたぽたなど音の変化を楽しむ子どもたち。子どもたちにとって梅雨は、いつもは出会えない生き物と出会える特別な季節です。今回は、かえるやかたつむり、あじさいなど梅雨ならではの生き物が登場する絵本をご紹介しましょう!

■なけない ちっちゃい かえる

なけない ちっちゃい かえる
作:エクトル・シエラ/絵:やまうちかずあき/出版社:鈴木出版
「なけない ちっちゃい かえる」

主人公のちっちゃいかえるは、上手に鳴くことができなくて自信がもてずにいました。でも、池の外で初めて動物にはそれぞれの鳴き声があることを知ります。ちっちゃいかえるは「自分は自分でいい」と自信をもって鳴くことができるように…。この絵本は作者の「上手じゃなくても自己流に外国語を話してみてほしい。恥ずかしがることなんてなにもない」という思いが込められているそうです。完ぺきであること、上手であることもいいけれど、「自分らしい」ことも同じようにいいことだよ、と教えてあげられる絵本。

■紫陽花さんとお話しているよ

紫陽花さんとお話しているよ
作:滝口 龍/絵:中村 陽子/出版社:しおり書房
「紫陽花さんとお話しているよ」

ちょうど梅雨の時期に青や紫色の見事な花をさかせるアジサイ。自分の背丈と同じくらいのアジサイにやさしく話しかけるぼく。絵本には「ぼくだって休んで元気になるんだ。お花さんも休まなければね」というセリフがでてきます。その言葉を聞いて、自分の子育てについて考えさせられた、というママもいるようです。「あせらなくて大丈夫」「息抜きはゆっくりと気持ちよく」おおらかな気持ちを保てるよう、休むことはとても大切。そんなことに気づかせてくれる一冊です。


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