産後に「夫婦の危機を感じた」43% 乗り切る秘訣は?

出産後、女性のライフスタイルは大きく変化します。ホルモンバランスの乱れにより、気持ちの浮き沈みが大きくなりやすいだけではなく、寝たいときに眠れない、休憩したい時にできない、やりたいことが思い通りにできない…など多くの我慢を強いられます。

目次

・夫の育児参加と、妻の不満
・夫婦の危機は夫の知らぬ間にやってくる
・協力は二人だけでするものではない


産後に「夫婦の危機を感じた」43%! 必見、産後クライシス解決法

(c)Monkey Business - Fotolia.com



しかし、夫である男性は子供が産まれても身体的変化はなく、父親としての自覚が芽生えるのは、女性より時間がかかる傾向があるようです。そのため、帰宅も遅く、休日の趣味も相変わらず…などの出産前と変わらない行動で、妻との溝が広がってしまう場合も少なくありません。

このような夫婦間に起こる産後クライシス、それが最悪の場合は、離婚につながるケースもあります。

夫の育児参加と、妻の不満

最近では、社会環境の変化から男性の意識もすこしずつ変化し、育休を使う男性や、イクメンなんて言葉も定着しつつあります。

では、産後クライシスなんて一部だけじゃないの? と思うかもしれませんが、そんなことはありません。アンケート調査から、こんな結果がでました。


Q. 夫からのサポートがあったか?
「サポートがあった」……63%
「サポートがなかった」……35%
「その他」……2%


半数以上の妻が「夫からのサポートがあった」と答えています。共働き夫婦が増えている昨今、夫となる男性も前向きにサポートしていると感じます。

しかし、それと同時にこんな回答も。

Q. 夫は頼りになりましたか?
「なった」……21%
「ならなかった」……77%
「その他」……2%


このように、サポートしてくれることに感謝しつつも、頼りにならないと不満を感じている妻が7割以上と言う結果になりました。

「子供の夜泣きも、知らんぷりで寝ていた」
「理解しているけれど、行動がそれに伴っていない」
「育児を手伝うという感覚」

このように、妻にとって夫の育児参加は「お手伝い程度」とし感じている人が多いようです。そのため、妻側に不満が溜まってしまうのではないでしょうか。


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