松ぼっくりから虫を出さないために… 処理をきちんとしてから保管しよう!
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今の時期、公園やお散歩で子どもがたくさん拾ってくるのが、ドングリや松ぼっくり、落ち葉など。キレイな木の実や葉っぱは、工作にしても楽しいですよね。
でも、外で拾ってきた木の実などには、虫が卵を産みつけていることもあります。そのまま工作に使ったり、しまい込んだりしていると、あとで
虫がニョロニョロ…と出てきて、大変なことに。せっかく子どもが拾ってきた“宝物”は、ママがしっかり
処理をしてあげましょう。
■ドングリの虫対策には煮沸or冷凍を
子どもがドングリを拾ってきたら、まず全体をチェック。ドングリの中にいるかもしれない虫には、
煮沸で対策をしましょう。
1.汚れているもの、穴があいていたりヒビが入っているもの、芽が出ているドングリは取り除きます。
その後、水につけてみて、浮いてきたものも虫食いの可能性があるので除きましょう。
2.鍋にお湯を沸かしてドングリを入れ、5分程度ゆでます。普段、料理に使っている鍋とは別に、100円ショップなどで小さめの鍋を用意してもよいですね。
3.煮沸が終わったらザルなどにあげて水気を切り、しっかりと乾燥させます。ここできちんと乾燥させておかないと、虫はいなくなったとしても今度はカビが生えてしまう可能性が。
4.ドングリでちょっと遊ぶだけなら2~3日干せばOK。長く保存したい場合は1カ月程度、風通しのよい日陰に置いて乾燥させましょう。
煮沸に使える鍋がない時などは、
冷凍する方法もあります。
ドングリをビニール袋に入れ、1週間ほど冷凍庫に入れておくだけ。冷凍処理をしたあとも、しっかりと乾燥させてくださいね。