コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
夫よ、これしてくれたら助かる…! 3人育児ママによるパパ株UP術【コソダテフルな毎日 第48話】
「1人で頑張らずに周りを頼ってね」
これ、本当によく聞きました。
「頼れるものはどんどん頼って。」と。
でも、これが私にとってはハードルの高いことだったんです。
■どこを頼ればいいかわからない
まず、どこに頼ったらいいのかがわかりません。
子どもが生まれた時には保健師さんが子育て支援の案内を持ってきてくれます。
ただ「それ」は冊子のなかに閉じ込められていて、具体的なことは何もわかりません。
施設の名前がずらりと並んでいるか、よくても簡単な自己紹介が書かれているだけです。
もちろん子育て支援センターも、ファミリーサポートも、一時保育も病児保育も、それぞれがどういった支援をしてくれる場所なのかは2人目ということもあって理解はできていました。
(1人目のママさんだとまずここから勉強することになるので、よりハードルは高くなるかもしれません)
ただ土地勘もなく、横の繋がりもほとんどない私からしたら「家から近くて預かりが出来る施設がどこなのか」「そもそも空きはあるのか」そこから調べることが必要になってくるわけです。
夫も、毎日寝不足でてんてこまいの私を見かねて、次男を「一時保育に預けたらどうか?」と提案してくれていました。
周りも夫もみんながみんな「一時保育やファミサポなどを利用してもっと息抜きしたら?」と言っていたのにも関わらず、私はなかなか重い腰をあげることができませんでした。
そんな日々を過ごしながら数年たち、三男を出産。さらに毎日がてんてこまいになりました。
そんなに大変なら、どうしてもっと楽になる方法を探し出そうとしないのか。
その理由が当時の私には自分でもよくわかりませんでした。
なんだかんだと理由をつけてなかなか動きだそうとしなかったのですが、どうして動こうとしなかったのか、数年たった今になって分かってきたんです。
調べようとしない理由は、お金でもないし、罪悪感でもないんです。