コミックエッセイ:笑いあり涙あり 男子3人育児
2人目は楽…は間違いだった! 長男のお泊り中、1歳次男がとった驚きの行動【笑いあり涙あり 男子3人育児 第12話】
生まれたときから常に
兄がそばにいるのがあたり前の次男。
ワタシは自分がひとりっ子なので、どちらかというと1人でいる方が楽ちんで、きょうだいのいる人の感覚がわからないので、
「いつもあれだけケンカしてるんだから、
ひとりっ子時間はさぞうれしいだろう」とか勝手に思っていたんですが、違うんですね。
1人ということに慣れていない次男にとっては、広い遊び場も、独り占めできるおもちゃも、母も、なんだか物足りない様子。
食欲魔人だと信じて疑わなかったのに、それもどうやらライバルいてこそのものだったようで。。。
まあ食べないし、ひとり遊びもしないし、なんだか機嫌が悪い。
なーんか調子出ない様子なんですよね。
その夜には発熱したので、体調が悪かったことも要因なんですが、より一層甘えん坊がさく裂しまして、ほぼ家事ははかどらず、外出から帰るのにも、長男と一緒のときに比べ倍以上の時間がかかりました。
普段、「2人目は楽~」なんて思っててゴメンナサイ。
長男が先を行けば本能的に追いかける次男。
長男の皿の上のミニトマトを狙って速攻で自分の分を完食する次男。
サンタさんからもらったばかりのジャングルジムで、ベスポジを争ってぎゅうぎゅうになって遊んでる兄弟。
長男に、いつも助けられていたんだなぁ。
2人目は慣れたから楽、じゃなくて、
2人いるから楽なのだということにつくづく実感させられた数日間だったのでした。
長男の方は祖父母の家で困らせたりホームシックになったりすることもなく、着替えや歯みがきなども率先してがんばっていたそうです。
あらためて長男に、もう少しずつ手を離して見守る時期に来たのだな、と彼の頼もしさに教えられるとともに、わが子ながら一緒に育児を負担してくれていていることに、心から感謝した2017年の最後でした。
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