コミックエッセイ:笑いあり涙あり 男子3人育児
霊感のあるわが子だけに見えている「お友達」の対処法【笑いあり涙あり 男子3人育児 第15話】
よく、幼児には大人に見えないものが見える…とか言いますよね。
あらぬ方を見て笑ったり、大人には内緒の「お友達」がいたり…。
ワタシは霊感全く無い方で、霊的なものはあまり信じてはいないのですが、想像力だけは無駄にあるので怖い話系は大の苦手。自分が見えないだけに、子どものそういう系の話を聞くのも空恐ろしくて嫌でした。
残念ながら、常に目の前にヴェールがあるように薄ぼんやりしていることの多かった長男はやっぱり2歳くらいまで
「見えていた」系。
天井の隅をニコニコと見つめていたり、窓の向こうを指差して「お友達がいる」と言ったり…。
一番怖かったのは、寝る前にあらぬ方を見上げながら
「あのおじさんはもういいの?」とおもむろに呟いたこと…。
もういいの? って何!?
何が「もう」なの!?
詳しく聞こうとしましたが、口止めされたかのように無言になって、その後は何事も無かったように遊びに戻った長男に、その夜は寝るに寝られなかったビビり母でした。
そんな長男も年齢が進むとともに意味不明なことは言わなくなりホッとしていたのですが…。
いかにも、いかにも現実的なものしか見えなさそう(勝手な親側の願望)な次男までもが、
最近なにやらおかしいんです。