ルパパトはWレッドでイケメン俳優もW! 親子で夢中になる理由は?
■“イケメン俳優の卵”どっちにママはハマる?
特撮ヒーロー作品といえば、子供だけでなくママもハマるとよく聞きます。それは、特撮ヒーロー作品から経歴をスタートし、その後、大きく飛躍する俳優が多いから。
これまで玉山鉄二、松坂桃李、千葉雄大、志尊淳といった俳優がスーパー戦隊シリーズの出演をキッカケに知名度を上げてきました。仮面ライダーシリーズ出身の俳優も数多く活躍していますし、
“特撮ヒーロー=イケメン俳優の登竜門”と言えそうです。
さて、「ルパパト」では、どんなイケメンが出ているのか。調べてみると、まず“ルパンレンジャー”のレッドを演じる
伊藤あさひ(写真・中央)の、役柄とは正反対のアーティスト写真にビビッと反応してしまいました。
左からルパンブルー:宵町透真(濱正悟)、ルパンレッド:夜野魁利(伊藤あさひ)、ルパンイ エロー:早見初美花(工藤遥)(© 2018 テレビ朝日・東映AG・東映)
本作では、金髪で見た目は軽薄そうだけど、信念を持ったカリスマ性のある役。でも、写真の彼はやわらかい雰囲気。
均整のとれた顔立ちと線の細さで、CMで女装をしたこともあるというのも納得。第1話では、そんな雰囲気とはかけ離れた、快盗という危険な魅力を体現した彼にぐっと引き込まれてしまいました。
そして、“パトレン1号役”
結木滉星(下写真・中央)は、まっすぐな目力を感じるイケメン。役柄も犯罪ゼロを真剣に目指す熱血漢で、イメージ通り。第1話を見ると、その真っすぐさが空回りするようなシーンがあり、ついつい母目線で「かわいい!」と思ってしまいました。
左からパトレン3号:明神つかさ(奥山かずさ)、パトレン1号:朝加圭一郎(結木滉星)、パトレン2号:陽川咲也(横山涼)(©2018 テレビ朝日・東映AG・東映)
イケメン俳優の卵をいち早く見出し、成長していく様を見守る。今回、筆者は「ルパパト」のイケメンたちに魅かれ、そして実際に今後の成長を見ていきたいな、という気持ちになりました。悔しいけど、特撮ヒーロー作品にハマりそうな予感です。
■ルパンレンジャーとパトレンジャーの未来は?
「ルパパト」第1話には、観る者が
“想像したくなる”仕掛けが随所にちりばめられていました。だからその仕掛けが気になって、「早く続きを観たい!」、「確かめたい!」という気持ちに…。
たとえば、ルパンレンジャーの“願い”とは何なのか。きっとその強い“願い”こそが、彼らがルパンレンジャーになった理由に違いないと考えてみたり…。第1話ではあまり描かれなかったパトレンジャーの人物像を、少ない情報量から想像したり、ロボットや戦闘アイテムの登場シーンに思いを馳せたり。そして最大に筆者が期待していることは、「いつかは、ふたつのスーパー戦隊が一緒に戦うのではないか?」ということ。なぜなら変身アイテムとして登場した「VSチェンジャー」が両スーパー戦隊ともに同じだったから。
ルパンレンジャーとパトレンジャーが対峙したところで第1話は終了第2話で戦闘シーンに!(© 2018 テレビ朝日・東映AG・東映)
CGやカメラワーク、音楽もスタイリッシュで、“快盗ルパン”というイメージにピッタリ。
VS劇であることだけでなく、そんな軽快で小気味いい演出という点から見ても、『ルパパト』は新感覚のスーパー戦隊シリーズといえるのではないでしょうか。