保育園から幼稚園へ転園! 子供への影響や親が受ける“深いギャップ”
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最近は、夕方まで預かり保育を実施している幼稚園もあり、「保育園に入所できていたけれど、やっぱり◯◯幼稚園に通わせたい!」と子どもを転園させる方も多いでしょう。
しかし、「これまでと同じ時間預かってもらえるんだから、生活もあまり変わらないだろう」と安易に考えているなら要注意。実は、保育園から幼稚園の転園では、そのギャップに悩む場面は想像以上にたくさんあります。
4月から保育園から幼稚園への転園を控えている方へ、
ママと子どもが感じるであろうギャップを埋めるためのコツをご紹介しましょう。
■【ギャップ1】朝から夕方までの預かり保育、人数の少なさに愕然…
幼稚園のなかには、通常保育と預かり保育を組み合わせることで8時〜18時まで預かってくれる園もあります。保育園では普通の登・降園時間ですが、
幼稚園では少数派になる可能性があるのです。
預かり保育が充実している園には、保育園から転園してくる子や幼稚園に入ったことを機に働きはじめたママが多く、最後まで残っているのはわが子1人だけ…というケースはまれです。それでも10人、20人と残っている園は少なく、全学年通して5人くらい残っていればいいほう、というケースも。
みんながどんどん帰っていく姿に、子どもはこれまでと違う
寂しさを感じてしまうかもしれません。笑顔で「お迎えに行くからね」と送り出し、笑顔で「ただいま!」と子どもに声がけをして、寂しい気持ちをフォローしてあげましょう。
■【ギャップ2】働くママは少数派? 多種多様な親子とのお付き合いがスタート
保育園でも家庭の形はさまざまでしたが、保護者がみな仕事を持っている、介護がある、学生であるなど「子どもを日中見られない」という
共通点がありました。
これが幼稚園になると、専業主婦(主夫)の家庭やパートで週2〜3日だけ働いているママなど、家庭のスタイルはさらに多様性を増して
千差万別。登園後、同じクラスのママたちが園の近くで談笑し続ける姿を見かけることもあるでしょう。
時間を気にしながら、足早にその横を通り過ぎる自分。
「保育園とは違うんだ…」と分かっていても、ギャップを感じやすいポイントかもしれません。