子どもを預けてまで働くべき? 答えは先輩ママの言葉にあった


■働くママはいつか子どもの誇りになる!

エッセイストで作家の桐島洋子さんを母に持つ、モデルの桐島かれんさんは著書『ホーム スイート ホーム 暮らしを彩るかれんな物がたり(アノニマ・スタジオ)』のなかでこう語っています。

子供ながらにして、私は、母には母の生き方があるのだと悟っていました。彼女の生き方には世間体に惑わされることなく、自分で考え選択した道を突き進むたくさんの「勇気」が必要だったはずです。子供を他人に託す勇気、子供を信じる勇気、そして自分らしく行き続ける勇気…。
そして、そんな「わがまま」に生きる母の元で育つ私たち姉弟にも、たくさんの「勇気」が必要でした。人とは違うということを恥じない勇気、そして、自分の力を信じる勇気…。
母との生活を通して学んだのは、親と子の人生は、スキーのパラレルのように離れすぎず、付きすぎず、しなやかなバランスを保ちながら進んでいくものではないかということです。

桐島洋子さんといえば、出版社に勤務しながら未婚のままかれんさんを出産。
編集者の仕事を辞めるつもりがなかった洋子さんは、結婚退社の規定があった会社に妊娠をひた隠し、臨月直前まで働いたうえ、出産後まもなく復職。その後も世界中を旅しながら作家や評論家として活躍し、破天荒でぶっとんだ生き様は働くカッコいい女性として一目置かれます。当然、留守も多く寂しい思いもしたかれんさんは、「普通の家庭に憧れた」と言いますが、上記のとおりきちんと母の姿から人生について学んでいるのです。

子どもの泣き顔につい心が折れてしまいそうになりますが、想像よりも子どもはずっとたくましいもの。さあ、もう迷うのは終わりにしましょう。選んだ道を信じて自分らしく毎日を過ごせば、きっとママの姿を誇らしく思ってくれる日がくるはずです。ちょっと足踏みしたくなったときには、ご紹介したような人生の先輩方の声に耳を傾けるのもいいかもしれません。


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