子ども同士のトラブルにモヤモヤ…。どう謝罪する? どの対応が正解?

ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事「わざとじゃないけど子どもがお友達に怪我を! 親はどうする?」で、子どもの過失についてのアンケートを実施しました。

目次

・約80%がケガのトラブルを経験している
・こんなことで子どもの事故が起こりやすい
・ケガをさせてしまった場合、どう対応する?
・謝れない子どもはどうすれば?
・自分の子がケガをさせられた場合は…?
・“泣いた”ほうが被害者になる?
・“ケガをさせた人物がわからない”とモヤモヤが残る!
・“相手に気持ちが伝わったかどうか”が解決に結び付く

子ども同士のわざとじゃない“ケガのトラブル”

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ケガをさせた側、ケガをさせられた側、どちら側に立ってもケガは嫌なもの。アンケートからは、対応に困った例や、相手や園の対応にモヤモヤしたというママたちの体験談が集まりました。

■約80%がケガのトラブルを経験している


子ども同士のわざとじゃない“ケガのトラブル”

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みなさんは、自分の子どもが友だちにケガをさせてしまった経験がありますか? もしくは友だちにケガをさせられてしまった経験がありますか?

アンケートでは、子どもが友だちにケガをさせてしまったことが「ある」人が79%、逆に「ない」と答えた人は20%でした。
Q.子どもが友達にケガをさせてしまった(させられてしまった)など、子ども同士のトラブルの経験がありますか?
ある 79%
ない 20%
その他 1%

じつに約80%というとても多い割合で経験しているケガの問題。ケガを完全に防ぐのは不可能なのかもしれません。そうであるのなら、ケガをさせてしまった、させられてしまったときに“どう対応するか”は日ごろから考えておくといいかもしれませんね。

■こんなことで子どもの事故が起こりやすい

子ども同士のわざとじゃない“ケガのトラブル”

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ちゅいママさんは、幼い子どもはとくに、「体型からして転びやすいフォルムをしていますし、自分1人で歩いていてもコケちゃうぐらいなので、集団の中にいれば誰かとぶつかったり、転んだり、転ばさせてしまいがち」といいます。

アンケートでは、「出会いがしらにぶつかる」など、相手の存在に気づかず起こる事故や、「幼稚園や保育園、公園でなどで遊具を使っているとき」など、予期せず起こった経験談が挙がっていました。
息子が走り回っていて、1学年下の子に勢いよく衝突してしまい、相手の子は勢いで、跳ね飛ばされて転倒、後頭部をぶつけてしまったということがあります。起こってしまったことにびっくりして、相手の子が心配で、息子には共感よりも先に「ごめんなさいは!」という言葉が出てしまいました。
日頃から室内で遊ぶときは走らないと言うことは伝えていますが、楽しくなってスイッチが入ってしまうと、その言葉もどこかへ行ってしまい、走ることに夢中になってしまいます。相手の子にケガはありませんでした

子ども同士の思いもよらない衝突はいつどこで起こっても不思議ではないできごと。とくに子どもは遊びで夢中になると、まわりが見えなくなってしまうので、よりママの注意が必要となってくるのかもしれません。

■ケガをさせてしまった場合、どう対応する?

子ども同士のわざとじゃない“ケガのトラブル”

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わざとじゃなくても、わが子がケガをさせてしまった場合、「どんな対応をすべきか」親は悩むところ。精一杯謝っても、「あとから、あれでよかったのだろうか?と考えてしまう」といった不安の声も多く聞かれました。
座っていた娘が立ち上がろうとしたときに、娘の頭がお友だちの顔に勢いよくぶつかってしまいました。お友だちは「大丈夫、大丈夫」と言ってくれましたが、目からは涙…。娘はぶつかっちゃったことと泣かせてしまったことに号泣…。
私からお友だちとお母さんに謝り、娘には「わざとじゃなくてもぶつかってしまったら謝る。自分がお友だちの立場だったらどう?」と話をしました。落ち着いたところで本人から「謝りたい~! ごめんね~」と泣きながら謝罪。子ども同士のトラブルは難しいですね…。
小2の長男が自分が嫌がるあだ名で呼ばれて、けんかになり、(お友だちが)転んだ弾みで机の角で頭を4針縫うケガを負わせてしいました。先生はクラスのみなにわざとではなく、「皆さんにもおこるかも知れない事故です」、と話をしてくれたそうです。息子本人に経緯を聞いたあと、「どうしたら良いと思う?」と尋ねるとお友だちに謝りたいと…。とりあえず親子で謝罪に伺い、夜父親と再度訪問しご両親に謝罪。
息子も謝り、お友だちと握手で仲直りしました。抜糸の日まで、経過を伺う電話を何度かいれました。先生、お友だちのご両親に恵まれたことに感謝しています。
子どもが小さい頃、冗談でやり取りした結果ケガをさせたことがあります。私は現場におらず、ケガをさせた日に、子どもから私に報告はありませんでした。翌日相手の母親から「警察に突き出して牢屋に入れる」と言われ、恐怖で泣いて帰ってきたことで事件が発覚しました。すぐにケガをしたお子さんに対してたくさん謝り、母親には土下座しました。子どもには、(親が)目の届かないところでトラブルがあった場合には、すぐに報告するようにも伝えました。
そこから私も恐怖心ばかりです。

子ども同士のわざとじゃない“ケガのトラブル”

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小さい子どもを持った親同士であれば、「お互いさまですよ」と声を掛け合えることが多いと思いますが、相手によってはそうはならないこともあります。「自分の子どもの言っていることをうのみにして、相手を悪者にする親」というトラブルがあったという人も。また親がどこまで介入するのかという問題も発生してきます。

親や先生が見ていないところでの事故は、真相が見えづらく、自分の子どもを信じたい気持ちとの間で葛藤が起こります。まずは「双方から話を聞くこと」が大事になってきます。また、子どもは自分の非を隠したがる場合があります。家に帰ってきていつもと様子が違っているときはもちろん、普段から「今日は誰とどんな遊びをしたのか」など、話を聞くようにすることも重要かもしれません。



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