夏休み知育イベント情報【アート編】子どもの感性を磨く!
© Sergey Nivens - stock.adobe.com
せっかくの夏休み、目的を持って予定を立てたいところですよね。東京近郊で子どもたちのさまざまな好奇心を満たすことのできるイベントをご紹介します。2回目となる今回は、芸術に関わるさまざまなイベント情報をお伝えするアート編です。
≫
夏休み知育イベント情報【サイエンス編】子どもの「なぜ?」を育てる!
■チームラボのデジタルアートミュージアムで五感を刺激
「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless」
●MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless
今年6月のオープンからすでに多くの人が来場し、大人気となっているのが、森ビル株式会社とチームラボが共同で運営するデジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless」。
人々のための岩に憑依する滝「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless」
520台のコンピューターと470台のプロジェクターが使用され、その面積は1万平方メートルを超える圧倒的なスケール。ミュージアムは5つの空間で構成され、世界初公開の作品も含む約60作品が展示されています。
コンセプトは、“Boderless”。「作品と作品との境界」、「作品と鑑賞者との境界」、そして、「自分と他者との境界」というさまざまな境界のない世界を自分の体で実際に体験してもらいたいというメッセージが込められているそう。
その「Boderless World」空間では、いくつかの作品が混ざり合う世界を体験できます。人が触れたり、そこに存在したりすることで、作品が変化する様子も楽しむことができます。
マルチジャンピング宇宙「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless」
また「チームラボアスレチック 運動の森」という空間では、「身体で世界をとらえ、世界を立体的に考える」というコンセプトを基に、さまざまなアスレチックが用意。「光の立体ボルダリング」や「高く飛び跳ねたり沈んだりする空間」など、複数の作品に自ら入っていき、身体で感じ取る体験ができます。動き回るのが大好きな子どもにとって、五感を刺激する貴重な経験となるでしょう。
光の3Dボルダリング「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless」
そのほか、自分が描いた絵が作品に入り込む『お絵かき水族館』などのある「学ぶ!未来の遊園地」、人に反応して光り音色を響かせるランプがある「ランプの森」、そして茶器の中に花が咲いていく体験ができる「EN TEA HOUSE」など、あわせて5つの空間を楽しむことができます。
人気が高く混雑が予想されますが、子どもたちにとって貴重な体験をすることができそうですね。