コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
流産後の「そうは手術」 涙が溢れて止まらなくなる【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第36話】
術後は、たくさん泣きました。夜寝るときも涙があふれて止らず、オットがティッシュで何度も拭いてくれました。成長していないと分かった時点で、お腹にはもう赤ちゃん(の魂)はいないと思っていたので手術自体に抵抗はありませんでした。
でも、それまでの「いろいろ」を思い出して泣きました。ごめん…ありがとう…ごめん…。
泣きすぎて頭痛がひどく、痛み止めを飲みました。
次は、1週間後に検査結果を聞きに手術をした産婦人科へ。そして1ヶ月後(もっと長い可能性もありとのこと)に生理がきたら不妊クリニックへ。そこで子宮鏡をして取り残しがないか、状態が正常に戻っているかなどをチェックし、さらに次の生理から2度目の移植の準備に入ります。
不妊治療の長いトンネルはまだ終わりが見えませんでした。
※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
体の変化は成長の証! 不安にならないように事前に伝えておきたい【ゆるっと性教育 Vol.8】