「おくるみは何枚必要?」巻き方・選び方から人気ブランドBEST12まで徹底解説
■おくるみの巻き方・使い方「これで迷わない・手間取らない」
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いざ、おくるみを赤ちゃんに使おうと思ったときに、「そういえば、どのように巻けばいいのだろう…」と悩んでしまう方も多いもの。
足つきタイプやスナップ・ファスナータイプのおくるみは、手間をかけることなく簡単に巻けます。しかし、一枚布タイプのおくるみは、巻き方を知っておく必要があるでしょう。適当に自己流で巻いてしまうと、はだけやすくなってしまうからです。
そこで、スムーズにおくるみを巻けるよう、巻き方や使い方についてご紹介していきますね。
▼おくるみの巻き方1:基本パターン
一枚布のおくるみを使うときの、基本の巻き方について説明します。慣れるまで、動く赤ちゃんを包むのは手間取るかもしれません。しかし、練習を重ねることでスムーズに巻けるようになるでしょう。
- 1.まずはおくるみを広げて置いて、ひとつの角だけ真ん中に折り返し、全体が五角形になるようにします。
- 2.次に、おくるみの真ん中に赤ちゃんを寝かせます。そのとき、1.で折り返したところから赤ちゃんの頭がはみ出すようにします。
- 3.赤ちゃんの両腕を胸の上に置きましょう。
- 4.まずは向かって左のおくるみの角を持ち、赤ちゃんの胸と腕を包み込むように右へと巻きます。
- 5.おくるみの下の角を持ち、足を包み込むように上へと巻きます。
- 6.最後に向かって右のおくるみの角を持ち、赤ちゃんの腕と胸を包み込むように左へと巻きます
- 7.あまったおくるみの端を赤ちゃんの下に巻きこむようにしまえば完成です
おくるみを巻くポイントは、赤ちゃんが苦しくない程度の強さで、できるだけ体を固定できるようにすること。腕を自由に動かないようにすると、はだけにくくしっかりと巻けますよ。
▼おくるみの巻き方2:おひなまき
生まれたばかりの赤ちゃんにおすすめしたいおくるみの巻き方は、「おひなまき」です。
おひなまきとは、生まれる前、おなかにいたときの状態を再現する巻き方。おくるみが子宮壁の代わりとなって、赤ちゃんを安心させてくれるのです。
「赤ちゃんが安眠するようになった」「泣き止みやすくなった」といった声がママから寄せられる巻き方です。これは、マタニティー&ベビー用品を販売する
「トコちゃんベルトの青葉」が考案した巻き方です。
それでは、おひなまきのやり方を解説していきますね。
- 1.まずは、おくるみを広げて角の近くに赤ちゃん専用の枕を置きます。
- 2.おくるみの上の角をつかんで枕を包み込むように巻きます。
- 3.枕が首に当たるように赤ちゃんを寝かせます。
- 4.腕を胸の上に置いて、左右のおくるみの角を真ん中に持ってきて結びます(※手だけ出しておく)
- 5.下の2つの角を結び目の下に通して、赤ちゃんの足を引き上げます。
- 6.足を引き上げているおくるみの角同士を結びます。
- 7.赤ちゃんの体を軽く揺すって、緩んだらもう一度結び直して完成です。
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▼おくるみの巻き方は最初、バスタオルで練習を
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おくるみを持っていないおうちは、バスタオルやタオルケットなどでも代用できるので、練習してみてはいかがでしょうか?
いきなり赤ちゃんをおくるみで巻くとあたふたしてしまう可能性があるため、十分に練習してから本番にのぞむのがおすすめですよ。
赤ちゃんが快適に過ごせて安心できる巻き方をマスターしてくださいね。