こんにちは。山本みつ湖です。今回はお弁当についてのお話です。
現在、二人の息子は小学生のため毎日給食。お弁当は運動会の時と遠足の時だけ。長女は幼稚園に毎日お弁当を持って行っています。
幼稚園の方針は「苦手なものを無理に入れることはない、食べられるものを食べられる量だけ入れて、完食できた喜びを感じさせてあげましょう」というもので、その方針に初めて触れた時は、なんて素敵なんだろうと感動したものでした。
そういえば自分の時はどうだったかな、と思い出してみましたが、よく考えてみたら私は保育園出身で給食でした(ご飯だけ持参)。そこで小学校の頃を思い出し、描いてみようと思います。
小学校は給食だったので、お弁当を作ってもらうのは遠足の時と運動会の時。今の子どもたちと同じです。
いつも母におまかせだったお弁当のおかずは、どれもとても美味しかったのですが、ある日私はテレビのCMで流れる、流行りのおかずに夢中になったのです。そして初めて母に冷凍食品をねだったのでした。
母の定番おかずは、たまごやき、ウズラのゆで卵、ちくわにキュウリを刺したもの、そしてデザートはさくらんぼの缶詰と季節の果物。書いているだけで懐かしさで胸がいっぱいになります。
朝ごはんはお弁当のおかずの端っことおにぎりで、「今日は遠足だ」という気分を盛り上げてくれました。
そして私の定番おかずは、カニカマを巻いたたまごやき、ちくわにキュウリを刺したもの(母と同じ)、茹でたブロッコリー。
お弁当の機会が少ない小学生の兄たちのメインおかずは、いつも希望通りのものを作るようにしています。毎日お弁当の長女には、エビフライと唐揚げ、どちらにする? というように二つの選択肢から選んでもらうようにしています。
自分で選んだり、希望を聞いてもらったりすると、私がそうだったように、ただでさえ嬉しいお弁当が、さらに楽しいものになるような気がするのです。
子ども達の中に、楽しい思い出としてお弁当の記憶が残ってくれたらいいなと思います。
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子どものお弁当どうしてる? みんなのお弁当事情