2018年7月30日 12:00|ウーマンエキサイト

ジュニアシートはいつから? 年齢身長は? おすすめ12品を徹底解説

子どもが生まれてすぐに用意したチャイルドシートが、成長が早くてあっというまに小さくなってしまいそうと思っている方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、いつ替えたらいいのか、身長や体重の目安はあるのか、子どもの安全を守るためにどんなところをチェックして選べばいいのか…。

目次

・ジュニアシートはいつからいつまで使うもの?身長は?
・形は? 取りつけやすさは? ジュニアシートの種類
・ジュニアシートを選ぶポイント
・おすすめのジュニアシート12選
・子どもと車に合わせたジュニアシートで安全なドライブを


ジュニアシートはいつから? 年齢身長は? おすすめ12品を徹底解説
ジュニアシートもチャイルドシートと同様、安全性を重視しているだけでなく、扱いやすいもの、背もたれつき、子どもの体にフィットするものなど、それぞれ特徴があります。

そこで、ジュニアシートを選ぶ際のポイントと、おすすめ12選を紹介します。

■ジュニアシートはいつからいつまで使うもの?身長は?

赤ちゃんや子どもがぐずってしまったり、寝てしまったりしても対応しやすい自動車は、お出かけの際に大活躍というご家庭も多いのではないでしょうか。

ジュニアシートには、使い始める年齢や体格の目安があるんです。
これさえ覚えておけば、もう赤ちゃんのときに用意したチャイルドシートはいつまで使えるのか、どのタイミングでジュニアシートにしたらいいのかと迷うことはありません!

▼幼児用補助装置 6歳以下は着用義務あり


まずは、ジュニアシートを使う際のルールを確認しておきましょう。

赤ちゃんをはじめとする6歳以下の子どもと自動車に乗る場合は、道路交通法第71条の3第3項で幼児用補助装置の着用を義務づけられています。ただしバス・タクシーの場合や、幼児の身体上の事情により設置や着用が難しい場合などは免除されます。

ジュニアシートはいつから? 年齢身長は? おすすめ12品を徹底解説

幼児用補助装置というと難しく聞こえますが、1歳くらいまでの子どもが使用する「乳児用」あるいは「ベビーシート」、1歳~4歳くらいまでの子どもが使用する「幼児用チャイルドシート」、4歳~10歳くらいまでの子どもが使用する「学童用」あるいは「ジュニアシート」のことです。

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▼7歳以上でも身長135cm以下ならジュニアシート着用が安全


チャイルドシートの着用義務があるのは6歳以下ですが、体格の目安としては体重9kgから18kg程度、身長100cm以下とされています。7歳以上の場合はシートベルトを着用しなければなりません。

でも、7歳~10歳くらいの子どもの座高は、大人に比べて低くい場合がほとんど。肩ベルトがずり落ちたり腰ベルトが緩かったりと、シートベルトを安全のために正しく着用することができない場合があるのです。


ジュニアシートはいつから? 年齢身長は? おすすめ12品を徹底解説

ジュニアシートを使うことで、子どもの座高を上げ、腰ベルトの位置をお尻にフィットさせることができます。シートベルトをより効果的に使うことができるので、安全を考えるなら7歳以上であっても、身長が135cm以下の子どもにはジュニアシートを使用させましょう。

▼ジュニアシートに移行する年齢は3歳~4歳が目安


いつからチャイルドシートをジュニアシートに替えればいいの? と悩む方もいるのではないでしょうか。お使いのチャイルドシートがちょっと窮屈そうだなと思ったら、ジュニアシートに切り替えるべきですが、目安とされているのは、子どもの年齢で3歳~4歳、体格では体重15kg以上です。

製品のなかには背もたれがあるタイプや、チャイルドシートの機能も兼ね備えていて1歳ごろから長く使えるタイプのものもあります。本人の成長度合いのほか、きょうだいの有無や年齢も考えて選べるといいですね。


■形は? 取りつけやすさは? ジュニアシートの種類

ジュニアシートには、背もたれがないお尻の下に敷くタイプと、チャイルドシートを使用する年齢から長く使える背もたれありのタイプがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

▼背もたれなしのブースタータイプ


ジュニアシートはいつから? 年齢身長は? おすすめ12品を徹底解説


メリット

軽くコンパクトで、取りつけやすく、持ち運びも簡単なのが特徴。持ち運びも簡単です。また背もたれありのタイプに比べて安価で、購入しやすいという利点もあります。

デメリット

シートベルトを付属のクリップで適宜調整する必要があり、ちょっとめんどうだと感じるかもしれません。


▼背もたれありのタイプ


ジュニアシートはいつから? 年齢身長は? おすすめ12品を徹底解説

メリット

子どもの成長に応じて長く使えます。身長が低いうちは背もたれありの状態にしてヘッドレストやハンドレストを子どもの体格に合わせ、身長が高くなれば座面だけに変えられるタイプのものもあります。


デメリット

背もたれなしのものに比べると大きいので、車内で場所を取ってしまいがちです。

▼取りつけが簡単なISOFIX対応とは?


ジュニアシートを選ぶにあたって覚えておきたい用語が、「ISOFIX」です。ISOFIX(ISO-FIXとも)とは、国際標準化機構(ISO)によって定められた、自動車の座席に幼児用補助装置を固定する方式の国際標準規格です。

車に備えつけられている固定用金具に、幼児用補助装置のコネクター部分を差し込むだけでOK! シートベルトを利用して取りつけるタイプより簡単に固定できます。

2012年7月発売以降の自動車には、ISOFIX対応が義務づけられました。ご自宅の自動車でISOFIX対応のジュニアシートを使えるかどうか、事前にチェックしておきましょう。


■ジュニアシートを選ぶポイント

ジュニアシートを検討する際には、以下のポイントをチェックするようにしましょう。

▼ジュニアシートを使用する年齢と体格


ジュニアシートはいつから? 年齢身長は? おすすめ12品を徹底解説
ジュニアシートを使用する子どもの年齢の目安は、4歳から10歳くらいまで。体格的には体重15kg~36kgくらいで、身長135cm以下です。製品によっては150cm以下まで対応しているものもあります。

▼車に合っているか


車のどの座席に取りつけられるかは、各製品の仕様説明書やメーカーのサイトに記載があります。古い車の場合は、ISOFIXに対応していないケースがあるので注意しましょう。

▼価格


1万円以下の手軽なものから6万円以上のラグジュアリーなものまで幅広い価格帯です。価格に応じて装備も違いますので、機能をチェックしつつ、予算に合わせて選ぶことができます。

▼Eマークがあるもの


国土交通省が定める安全基準をクリアしているものには、Eマークがつけられています。Eマークは、世界各国の安全基準に適したものを示すマークで、アルファベットのEと国番号が記載されたデザインとなっています。

たとえばE1ならドイツの認可を受けた製品、E43なら日本の認可を受けた製品となります。日本製はもちろん、海外メーカーの製品を選ぶときにも確認しておきたいところです。

▼装着時、調整がワンタッチでできるもの


ヘッドレストやアームレスト、ベルトの調整がワンタッチでできるものがおすすめです。子どもの年齢が上がると自分で調整できるようになりますよ。

▼洗えるかどうか


子どもはとても汗っかき! 背中やお尻に接したシートには汗がびっしょり染みこんでしまいます。シートを取り外して洗えるかどうかも、長く使うための隠れたポイントです。

▼リクライニング機能


ジュニアシートはいつから? 年齢身長は? おすすめ12品を徹底解説
心地よい車内で、子どもが寝てしまうこともしばしば…。背もたれやヘッドレストにリクライニング機能があると、より快適な姿勢で寝かせることができます。

▼助手席に設置してもいいのか


多くの自動車の助手席にはエアバッグが設置されています。事故の衝撃から命を守るためとはいえ、エアバッグが作動する際の勢いと衝撃はかなりのものです。

過去にはその衝撃で子どもの胸が圧迫されてしまったという悲しい事故も起きていますので、助手席に設置可能かどうかは、仕様説明書に記載があるのでよく確認しておきましょう

▼レンタルも活用


ジュニアシートはレンタル会社でも取り扱われています。買う前に試したい、帰省先で必要になる、あるいは知り合いの子どもを乗せるときなどに利用できて便利ですよ。

■おすすめのジュニアシート12選

様々な特徴を兼ね備えたおすすめのジュニアシート12選を紹介します。
ジュニアシートはいつから? 年齢身長は? おすすめ12品を徹底解説

▼RECARO(レカロ) :Start J3(スタート ジェイスリー)


車好きには有名な、自動車用シートの高級メーカーがつくるジュニアシート。その座り心地と高級感を3歳ごろから体感できるロングユースタイプです。子どもの体格によって、背もたれがついた「ジュニアシート」モードと「ブースターシート」モードを選べます。側面の衝撃をやわらげるサイドプロテクションを搭載。ヘッドレストはレバーで調整可能です。

ちなみに、2017年発売の最新モデル「J3」では、カラーがジェットブラックに変わっていますが、アクセントとなる赤いラインと機能性は健在です。
メーカー公式サイト

▼GRACO(グレコ):ジュニアプラス


ベビーカーや抱っこひもでGRACOのものを使っているという方も多いのでは? そんなベビー用品メーカーのジュニアシートには工夫がいっぱいです。背もたれあり、座面のみのどちらでも使えるタイプで、ヘッドサポートが6段階、アームレストが2段階の調節が可能。日々成長する子どもの体格に合わせることができて安心です。収納可能なカップホルダーが両サイドについているので、子どもが飲み物やお菓子をこぼさず過ごせます。
メーカー公式サイト

▼GRACO(グレコ):コンパクトジュニア


こちらはGRACOの、座面のみのコンパクトタイプ。肩ベルト調節クリップでシートベルトをフィットさせることができます。洗濯できるシートで子どもの食べこぼしやよだれにも対応。サイズはコンパクトでも、両サイドに収納可能なカップホルダーがついているのはうれしいポイント。カラーや柄が多彩で、プリンセス柄や車柄、ドット柄など数種類から選べます。
メーカー公式サイト

▼Combi(コンビ):ジョイキッズ ムーバー エッグショック KH


数多くのベビー用品を手がけるCombiのジュニアシート。赤ちゃんの頭を守るための衝撃吸収素材「エッグショック」が搭載されているのが最大の特徴です。シートがメッシュになっていて通気性がよく、しかも洗濯機で洗えます。背もたれは調整可能で、ブースター時の座面にもシートベルトを適切に調整するためのベルトポジショナーがついているなど、子どもの体にフィットさせるための機能が盛りこまれています。
メーカー公式サイト


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